隷・桜・花(後編)

 

 

「そういえば花桜梨、おまえ今日体育見学してただろ?昨日調教してやったとき、縄とイヤリングはずさずに体育やれって言ったよな?」

俺にSM雑誌を見せつけた純は、また陵辱するために花桜梨さんに歩み寄る。

「!!そ、それはご勘弁くださいと言って…お許しをもらったはずでは…」

花桜梨さんは小さい唇をいったん匠のモノから離してそう言う。

「奴隷のくせにご主人様に逆らうのか!?」

純は近くにおいてあった自分の木刀で、花桜梨さんの縛り上げられて張り詰めている大きな胸を打ち付ける…。

 

ばしい!

 

「ああん!ひどい…」

それでも花桜梨さんは匠へのフェラチオの手を抜くようなことはしない。チュパチュパと卑猥な音を響かせながら、匠のペニスを丹念に舐め上げている。



「そのくせ打たれても乳首はちっとも萎えないなあ」

「ほんとはもっとお仕置きして欲しいんだろう?お仕置きはあとだ、しっかり俺のもしゃぶるんだ」

純と匠が花桜梨さんに嘲笑を向け、再び花桜梨さんにペニスを差し出す…

そしてそれを花桜梨さんはいやな顔ひとつせず…むしろ歓喜の表情で口に咥えこむ。

俺はもうまるで悪い夢でも見ているような感覚に陥っていた。

頭の中が、どうしてもこの光景が現実のものと判断しなかったのだ…。

だから、好き…だった…人がそんなことされても、俺はもう動く気にもなれない。

失望とか、軽蔑したわけではない。

ただ、こうして犯されているのが、花桜梨さんだと思えなかっただけだ…。

また明日、制服を着て清楚に微笑んでくれる花桜梨さんを見たら…きっとまたあの熱い思いが蘇ってくるのではなかろうか…。

すると純はいったん花桜梨さんにおしゃぶりをやめるように命令した。

「花桜梨、いったんやめろ」

「…むふう…」

花桜梨さんは寂しそうに純のペニスからくちびるを離すを、命令もされていないのに今度は匠のペニスを口に含む。

「お仕置きの時間だ。このマゾ花桜梨、鞭も気持ちいいらしいからなあ…匠仕方ない、ローソク貸してくれ」

「オッケイ」

匠も花桜梨さんに少し待てというと、自分のかばんから直径5センチはある大きな赤いローソクを持ち出した。

手馴れた造作でライターからローソクに火を移す…。

「ろ、ローソクはお許しください…」

今まで従順に純たちの陵辱を受け止めてきた花桜梨さんが、はじめて拒否するような言葉を口にした。

「おまえはこれしかお仕置きにならないんだからしょうがねえだろ!じきにこれも気持ちよくなってきてお仕置きしてるつもりがご褒美になっちまうだろうよ」

純はそんな花桜梨さんの言葉をまったく意に介さず、花桜梨さんの白い桃のような乳房に…ぽたぽたと赤いローソクをたらした。

蝋化粧…とはよく言ったものだ。花桜梨さんの白い肌に、その蝋はとても映えて見えた…。

「ああ!熱い!熱いですぅ!」

後ろ手に縛られ、胸も縄で絞り上げられている花桜梨さんは、ころころと部屋中を転がることしかできない。面白がるように純がそれを追いかけ、今度はバレーで鍛えられた弾力のありそうなお尻にぽたぽたとたらした…。

「ああ!熱いぃぃぃ!もう許して…許して!!」

綺麗な瞳を涙でぬらして懇願する花桜梨さん。

…知らないうちに手がファスナーに伸び、もうさっきから痛いほど勃起していた俺自身をしこしことしごいていた…。

ああ…俺ってこんな趣味があったのか。

好きな女がこんな目にあっているのに、助けようともせず、それを見てしこしことオナニーするような男だったんだ…。

「おまえ、ひどいヤツだな。好きな女の子がこんな目にあってるのに助けようともせずに高みの見物でオナニーかよ」

そう言って嘲笑う匠を、俺はうつろな目で見ることしかできなかった。

もう、何がなんだかわからなかった。

自分のいる世界に、自分がいない感覚がした。

「おい花桜梨、おまえの愛しい人はこんな男だったんだよ。それでも好きだというんなら、こいつのペニスをしゃぶらせてやってもいいぞ」

純の責めが一段落して泣きじゃくっていた花桜梨さんが、不意に泣き止み縛られているからだを引きづりながらこちらへくる…。

花桜梨さんがひざ立ちすると、ちゃらん、と俺が贈ったイヤリングが揺れる音が花桜梨さんの乳首から聞こえてきた。

俺は手の動きを止めた。

「興奮してくれてるんだ…嬉しい…」

まったく遠慮も躊躇もせず、花桜梨さんは俺のペニスを口の中に入れた。

 

ちゅぱ…ちゅぱ…

 

「…軽蔑する?」

おしゃぶりをやめ、上目遣いで花桜梨さんがそんなことを聞いてくる。

俺は返事しない…。

「…軽蔑されても、失望されてもいいから…一緒にいて。私をいじめてほしいの…私は…あなたに愛されてもきっと、性欲ぐらいしか満足させてあげられない。それなら…恋人なんて肩書きより、あなたの奴隷でいたい…」

「匠や純たちにも同じことを言ったんだろう?」

「確かにあの人たちの奴隷だけど…愛を持って仕えられるのはあなただけ…」

「愛がほしいのに恋人の肩書きは要らないの?」

俺は花桜梨さんの胸に手を伸ばした。

はじめて触る女の子の胸の感覚。

やわらかい…それしか、言いようがなかった。

ふにふにと優しくもみしだく。

「あん…私はこんな女だから…普通に愛されるだけじゃ物足りないから…」

こんな女だけど、奴隷にしてくれる?と花桜梨さんは改めて俺に問う。

「…匠たちにも、仕えつづけるのか?」

「それは…」

花桜梨さんが返事する前に、今まで俺たちのやり取りを傍観していた二人がこちらへやってきた。

「おいおい、奴隷の独り占めはなしだぜ」

「花桜梨は複数の男に犯されていじめられないと感じないんだからよ」

…なんか、どうでもよくなってきた。

この空間はまるで現実感が感じられない……。

「…分かった。花桜梨さんの主人に…なるよ」

俺は自分でなにを言ったか、わからないほど錯乱していた…。

「おーし、よく言ったぞ」

 匠は俺の肩をぽんぽんとたたいた。

「よかったな花桜梨。愛しい人がご主人様になってくれるんだとよ。早速ご挨拶しな」

花桜梨さんは土下座をすると、俺の足にキスをしてこう言った。

「今日から新しいご主人様にお仕えする花桜梨です…未熟な奴隷ですが、ご主人様のお気に召すよう最大の努力をいたしますので、どうかいついつまでもかわいがってやってくださいませ…」

「よしよし、よく言ったぞ。ご褒美に三人で犯してやるからな」

 そう言うと匠はまず、花桜梨さんの口に自分のモノを勢いよく突っ込んだ。

「うぐぅ…お、おいひいでふ…」

 

ぐぶっ、ぐぶっ、ぐぶっ!

 

花桜梨さんがその美麗な顔をを上下させるのに合わせるように、匠は腰を使って花桜梨さんの口の中を犯し尽くしているようだ…。

「ほら、好きなほう入れていいぜ。俺はあとでしゃぶらせるからよ」

純は四つんばいにされている花桜梨さんのお尻のほうに回ると、ぽん、と俺を後押しした。

「でも…俺女性経験ないんだ…」

「あーそうなのか。じゃあ教えてやるよ」

純はまず、お尻から見て下のほうの穴に指を突っ込んだ。

「ううん!」

歓喜とも快感とも…おそらく両方…つかないあえぎ声が、匠のモノを咥えた花桜梨さんの唇からもれる…。

純が指を突っ込んだ穴は、グチョグチョにぬれていて、はじめてみる俺でもエロいと感じるような穴だ…。

「ここがマンコさ。普通はここにペニスを入れるんだ」

純は入れた指をくちゅくちゅと卑猥な音をさせながら細かく右手を上下に動かし始めた。…これが指マンってヤツか…。

そのたびに花桜梨さんが「あん、あんっ!純一郎さま…そんなにされると…」と匠のものを口から離して喘ぐ。

「こら!自分ばっかり気持ちよくなりやがって!おまえの仕事はまずご主人様へのご奉仕だろう!」

そのおしおきとしてその白くて豊満な胸に赤いローソクがたらされるのだ…。

花桜梨さんが動くたびに、ぷるんと豊満な乳房が揺れ、ちゃらんちゃらんとイヤリングが音を立てて揺れる。

「ああん!匠さま、ローソクは…あんっ!あんっ!」

純の責めがよっぽど気持ちいいらしい。ローソクの熱さなんて気にしているようには見えなかった。…それとも、そのローソクの熱ささえ気持ちいいのか。

「俺花桜梨のここ責めてるから、おまえアナルに入れてやれよ」

「アナルって…」

 その単語の意味ぐらい、俺も知っている。

「…そんなところ、痛くないのか…?」

「ご主人様が奴隷のからだ気遣ってどうするんだよ?」

純はそう言うと花桜梨さんの…その…お尻の穴に左の指を2本ほど突っ込んだ。

「ああん!そ…そんな…両方責めて頂けるなんて…」

花桜梨さんは不思議な笑みをその顔に浮かべた…。

「みなよ、花桜梨のこの顔。花桜梨のアナルは調教済みさ。こいつアナルででもイケル真性マゾ変態のカラダだからぜんぜんオッケー。締め付け具合は最高だぜ。楽しみなよ」

純は少しだけ左手を動かしてからスポッと抜くと、激しく動かしていた右手の動きも止めてしまった。

「あん!純一郎様、やめないでください…」

切なげな視線を俺達のほうに向ける花桜梨さん…。

「続けてほしかったら新しいご主人様にアナルを犯してもらえるようにおねだりしな。こいつがアナルに入れたら、オマンコもいじめてやるよ」

 花桜梨さんはその形のいいお尻を俺に振って…。

「ご,ご主人様ぁ…早く花桜梨のお尻を犯してくださいませ…」

「ほら、花桜梨もああ言ってるし、入れてやりな」

俺はちょっと躊躇しながらも、花桜梨さんのお尻めがけてペニスを突き出した。

…不潔、という感じはまったくしなかった。

愛しい人との背徳のセックスだったからだろうか。…それとも、ただ単にまだ現実がつかめずにいるだけなのか。

そして怒張した俺のペニスよりはるかに小さい穴にそれをあてがう。

 

ずぶ…。

ずぶぶぶぶぶ!

入った。うっ…すごい締め付けだ…!

「ああん!太いぃぃ!熱いぃぃ!…はいっただけなのにこんなにも気持ちいいのぉ!!ご主人様、早く腰を激しく動かして花桜梨のアナルを犯し尽くしてくださいませ…!」

花桜梨さんはとろんとした表情を俺に向けてそうおねだりする。

「な、花桜梨はアナルを責められるのが大好きなんだよ。動かしてやりな。もうこいつ我慢できないんだ」

 

俺は要領も分からずに、純や花桜梨さんの言うまま、欲望のまま、腰を動かすことにする…。

 

パンパンパンパンパン!

 

ぐぶっ!ぐぶっ!ぐぶっ!ぐぶっ!ぐぶっ!!

 

 …ほんとに女の子に腰を打ちつける音って鳴るんだ…。

「あん!あん!固〜いぃぃ!熱い!すごいぃぃ!気持ちいい…気持ちいいです、ご主人様!アナルがこんなに気持ちいいの…!」

花桜梨さんも、腰を動かしているのが分かった。…貪欲に快感を得ようと、腰を動かしているのが分かった…。

ここにきて、ようやく『花桜梨さんを犯してる!』という現実感がわいてきた…。

…だが、どうだというんだ。もう花桜梨さんのお尻の穴に…自分の欲望の塊を挿入しているんだ…。

もう、前の関係には戻れまい…。

甘くて、居心地のいい、中途半端な関係に…。

「花桜梨!今日は新しいご主人様ができた祝いとして特別に両穴責めてやるからな」

純はいったん花桜梨さんから離れると、花桜梨さんのベットの下から…はじめてみた…大人のおもちゃ、すなわちバイブを持ってきた。

「ああ、ああん!ありがとうご…あん!ざいますぅ…」

花桜梨さんがお礼を言ったのを聞き届けてから、純は俺が責めている穴の下からバイブを乱暴に挿入する。

 

ぐちょ!

 

「スイッチ入れてやるからな…最強で!」

ぶぃぃぃぃぃん!

ぐちょ!ぐちゃ!じゅぶ!じゅぶ!どぷっ!

「ああんっ!すごいっ!私もうイキそうですぅ…!」

そう言う花桜梨さんに、傍観している匠が釘をさす。

「イッてみろ花桜梨、カラダ中蝋で埋めてやるからな!」

「そ、それはお許し…あああん!あん!あん!ダメ!だめぇ…!ください……」

バイブがひとりでに動き、花桜梨さんを責め立てているのが分かった。…バイブの振動がこっちの穴まで伝わっている…。俺もひそかに気持ちいいと思った。

「こんなのみてたら我慢できねえよ」

純は花桜梨さんを戒めている縄をといた。

そして花桜梨さんの繊細な指を自分のペニスに握らせる。

「花桜梨、手でご奉仕しろ」

「はい…あんっ!あんっ!」

快感に溺れ、今まで後ろ手に縛られていて満足に動かない右手を動かして花桜梨さんは必死に純のペニスを握った。

そしてそれを前、うしろ…と激しくしこしこさせる。

「左手が遊んでるぞ、花桜梨。俺のもやるんだ」

「ああん、あんっ!承知しております、匠さま…あんっ!」

 俺の腰の動きと、バイブの動きに合わせて、花桜梨さんが快楽の喘ぎ声をあげる。

 左側には匠が行って、同じように花桜梨さんの手にペニスを握らせた。

 

ぶぃぃぃぃぃぃぃん!

 

ブジュ!ぐぼっ!ぐぼっ!ずじゅ!ずじゅ!

 

「あん!ああん!バ、バイブが私の中を暴れまわってるの…!ダメ…あん!」

 

パンパンパンパンパンパン!

ぐぷ!ぐぷ!ぐぷ!ぐぷ!ぐぷ!ぐぷ!

 

「はあん…あんっ!ご,ご主人様のものが…私のエッチで汚いお尻を…犯してくださってる…あんっ!ああんっっ!」

 

しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこ!

 

「どうだ、花桜梨!?3人の男に奉仕して両方の穴を責められてる感覚は!?」

もういかにも爆発しそうな…俺もそうだが…純がペニスをビクンビクンさせ、乳首につけたイヤリングを引っ張りながら花桜梨さんに意地の悪い質問をする。

「あん!もっときつく引っ張ってぇっ…!あん!あん!最高です!ああん!気持ちよすぎて、私壊れそうですぅ!!」

「アナルとオマンコとどっちが気持ちいいんだ?」

俺が責めているのに、匠がそんな質問をする。

もちろん、反対側の乳首のイヤリングを引っ張ることも忘れない。

「ああん!嬉しい!私のエッチなところ全部いじめていただいてる…!も…もちろん…あん!ご主人様に犯していただいているアナルです…!ああん!ほんとにイキそう…!ご,ご主人様、花桜梨にイク許可を与えてくださいませ…!」

「…お、俺もイキそう…!」

もう俺も限界だった。初体験(…アナルでもこういうのだろうか…)でよくここまで耐えた方だと思う。

「よし、イッていいぞ!」

「俺たちもイクから口で俺たちの精液を受け取ったら全部飲み込むんだぞ!新しいご主人様にはもちろん尻の中でだしてもらうんだ」

「あん!し、承知しておりますぅ…あん、あんっ!!イク、イク、イクぅ…!ご主人様、どうぞご遠慮なく花桜梨のいやらしいお尻の中にぶちまけてくださいませ…!ああああんっああっ!!」

「うっ…!」

 

どびゅ!!どびゅ!どびゅ!

 

今までの中で最高の射精感が、俺を襲った。

俺の欲望の液を、すべて花桜梨さんのアナルに注入する。

まるで睾丸からすべての精子が出て行くような感覚だ…。

俺はしばらく射精の余韻に浸り、ようやく怒張が収まってきた様子のペニスを花桜梨さんのアナルから抜いた。

「あはあ…口惜しいですわ…」

少し虚しそうな表情を浮かべる花桜梨さん。…やっぱり可愛いな…。

「花桜梨、また今度アナルを何回も犯してもらえ。今度は俺達の番だ。しっかりご奉仕しろ」

純たちは適当なところで手での奉仕をやめさせて今度は順番に花桜梨さんの口の中にペニスを突っ込んで、奉仕させるようだ…。

「まずは俺だ。しっかり味わえよ!」

「はい…ぜひ花桜梨にご主人様方の精液を飲ませてくださいませ…」

花桜梨さんはそう言うと、はむっとおいしそうに純のペニスを自分から咥える。

「んんんんん!あふいでふぅ…」

 

どびゅ!どびゅ!…ごくん。

 

 口内に射精させたあとはそれをどうやら飲み込ませたみたいだ。

「…美味でございました…純一郎様…」

「花桜梨、次はこっちだ。俺のも味わって飲むんだぞ」

休ませることなく、匠が同じように花桜梨さんの口にビクビクと痙攣しているモノを突っ込む。…匠は花桜梨さんの手淫だけでは満足できなかったようで、花桜梨さんの口の中に突っ込んでから腰を動かし始めた。

「おまえの口は最高だよ、花桜梨」

「むふ…むふぅ…あひがとふございまふぅ…」

口で奉仕させられながらも礼を言うことができる花桜梨さん。きっと厳しい調教を受けたんだろうな…こう思える自分に、もう違和感を覚えなくなった。

「うっ…イクぞ、花桜梨。しっかり飲むんだ。こぼしたらお仕置きだからな」

「むふう…!ひ、ひょうししておりまふ…」

 

どびゅ!どびゅ!どびゅっ!…ごく…ん。

 

精液の量が多かったのか、何とかといった風情で花桜梨さんは匠の精子を飲み干したようだ。

「美味でございました…匠さま…新しいご主人様…私の汚らわしいアナルにお慈悲をくださいまして、感謝の言葉もありません…」

花桜梨さんは縛られ乳房が搾り出された肢体を無理に折り曲げると、俺たちに頭を下げた。

バイブはまだ花桜梨さんの性感帯を刺激している。甘い声を漏らしながら、

「あんっ!ま…またイクっ!…ご,ご満足いただけましたか…?ご主人様方…あああっ…」

花桜梨さんはそう言うと、極端に短い時間でエクスタシーを迎え、ばたっと倒れて意識を失ったようだ。

「まだ一回だからな…ぜんぜん満足しないよな。バスルームに連れて行って起こしてやろうぜ」

まだまだ、花桜梨さんの陵辱…いや、快楽は終わりそうにもない…。

結局一晩中俺たちは花桜梨さんを犯しつづけて、陵辱が終わったのは次の日の朝だった…。

 

学校には花桜梨さんの家から直接来た。

家には各自まったく関係のない友人たちの名前を出して、そこに泊まったと言うことにしておいた。

朝食は…花桜梨さんが裸エプロンをして台所に立って作ってくれていた。…運動部で鍛えていて性欲も旺盛な純は、その花桜梨さんの姿をみて我慢できなかったようで、結局あさから一発犯(や)って学校にやってきたわけだ。匠は体があんまり強いほうじゃなかったから、今朝の花桜梨さんには手を出さなかったが…俺はエプロンしたままの花桜梨さんを上目遣いで俺を見つめさせてパイずり&お口奉仕をさせて射精してきた。…人のこといえないな…。

その日の学校の授業はもちろん、ほどんど聞いていなかった。昨日の疲れに寝不足。聞けるわけがない。いくら若いといっても、一晩8回、今朝1回の射精は堪えた。

昨日、花桜梨さんの両親は家に帰ってこなかった。…だから花桜梨さんは俺や純たちを家に連れ込んでSMに浸れるのだろうが…。

花桜梨さんの両親は普段から家をあけることが多く、ああして家に帰らないこともしばしばらしい。

…寂しがり屋なのも分かる気がするな…。


さて、二時間目と3時間目の休み時間、教室で…。

「…あの…」

「花桜梨さん」

「…あんなことがあったのに、まだ私のこと花桜梨さんって呼んでくれるんだね…」

「…あの時以外は、普通に接しようと思ってるよ…」

皮肉なことだが、やっぱり制服を着て、学校で花桜梨さんに会うとあの普通に恋する気持ちが湧き上がってくる…。

「…今度の日曜日、室内プールに一緒に…」

「え、うん。いいよ。今度の日曜日だね」

それを言うと、花桜梨さんは急に俺の耳に顔を近づけてきた。そして…教室の誰にも見えない死角のほうに体をやり、俺の手を着ているロングコートの上から胸に当てた。…隷属の証の乳首のイヤリング…いずれピアスにしてと花桜梨さんは言っていたが…が感じられる。

「今日も花桜梨をたっぷりいじめてくださいませ、ご主人様。自宅にてお待ちしておりますわ…」

 

(終)



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