ぷにぷにな女〜第2話〜

 

(この前はむつみさんの勢いに乗せられて大変なことしちゃったな・・・)

ひなた荘の管理人、浦島景太郎は叔母はるかの経営する喫茶店でこの前の温泉でのむつみとの情事のことを思い悩んでいた。

当のはるかは『用事があるから』とコーヒーを出すだけ出して『店番頼むぞ』とだけ景太郎に言うと、営業中にもかかわらず本当にどこかへ行ってしまった。

いつもながらに思うのだが、このような放漫経営で店がやっていけるのだから不思議だ。

(むつみさんのこと、嫌いじゃないけど・・・)

嫌いなわけがない。むしろ、好意を抱いている女性の一人だ。

しかし・・・。

(俺、今心の中を一番占めている女の子はやっぱり・・・)

ロングヘアの美少女、成瀬川なる。

彼女とはいろいろあったが、そうしているうちに情が芽生え、それは今でははっきりと『恋なんだ』と認識できるまでになってしまった。

(どうすればいいんだ・・・)

もし、傷心旅行で沖縄に行かなかったら。

もし、このひなた荘で成瀬川に会わなかったら・・・。

考えても仕方のないことを考えてしまうのが、この男の弱いところであり・・・かわいげのあるところなのだ。

(・・・・・・?)

景太郎は首を傾げた。

奥から、荒い息遣いが聞こえる。

(?なんだろう・・・?)

景太郎は興味にかられ、こっそりとその息声のする部屋に向かう。

この喫茶店兼自宅のこの建物はひなた荘と同じく和風の建物だ。

不審に思いつつも、景太郎は障子を開けた。

「!?」

景太郎の目にしたものは・・・。

「はぁん・・・あらあらまあまあ・・・浦島君・・・」

なんと荒い息の正体は全裸で自分の大きな胸と、びしょびしょに塗れた秘部を慰め、普段からとろりとしているひとみをさらにとろんとさせているむつみの淫靡な喘ぎ声だったのだ。

「わあああっ!む、む、む、むつみさん!」

あまりに衝撃的な現場を見てしまった景太郎は、ゴメーン!と大きな声で謝って、その場を逃げるように立ち去る以外すべはなかった。

 

(・・・こうしてあとで行くほうが気まずいかな・・・)

日が暮れた喫茶日向の店の前。

景太郎は、むつみが気になってこうして店の前を何十分もうろうろしている。

(ああいうとこを見たときって、見てみないふりするのがマナーって言うか、暗黙の了解だよな・・・でもこのまま気まずくなるのも・・・)

中途半端に勇気のない景太郎は、とりあえずこっそりむつみの部屋の様子を見て帰ろうと決意し、忍び足で店に入る。

そしてあの障子をそーっと・・・。

「私ならいますよ、浦島君。入ってきてください」

「!!」

バレてる!?

しかし、このまま逃げ去ってしまってはまた・・・。

「ご、ごめんむつみさん!のぞこうって気なんて毛頭なくて・・・」

「わかってますよ。入ってきてください」

景太郎は仕方なくむつみの部屋に入った。

むつみはこちらを見ているらしいが、とても視線を合わせられる状況ではない。

「お茶でも入れてきましょうか?」

「・・・え、うん。お願いしようかな」

今は何を飲んでも味などしないだろうが、とにかくからからののどを潤したかった。

「はい」

むつみは湯気の立つ熱いお茶を景太郎と自分の前に置いた。

「い、いただきます・・・」

相当熱いお茶のはずだが、景太郎はまるでそれが冷たい水でもあるかのように飲み干してしまった。

・・・お茶の温度も感じないぐらいに緊張しているのだろうか。

それから続く不自然な沈黙。

それを破ったのは・・・景太郎のほうだった。

「あの・・・さ。ひなた荘きてすぐに・・・おれも・・・その・・・未遂だったけど・・・」

「はい」

優しいむつみの声が、妙に痛々しかった。

「成瀬川にさ・・・その・・・一人でエッチしそうなとこ見られて・・・」

景太郎の告白に、むつみは意外すぎることを聞いてきた。

「・・・どんなこと考えて一人エッチしようと思ってたんですかあ?」

「えっ?」

「だから、どんなこと想像して一人エッチしようと思ったんですか?それとも、エッチな本を見ながらですか?」

(なんか、話したかった方向が違うな・・・?)

そうは思うが、むつみと話しているとそんなことはしょっちゅうである。

まあ、いいや。・・・せめてもの罪滅ぼしに、自分の恥ずかしい経験を語ろうと思って話し始めたのだから。

「実はここにきてすぐは俺、東大生と思われててね。それでキツネさんの誘惑にあって。そのときにキツネさん、自分の胸に俺の手を持っていって・・・」

「・・・なるほどお。キツネさんの胸の感触で一人エッチしようと思っていたのですね?」

「そ、そう・・・」

景太郎はうつむくとかろうじてそれだけ答えた。

「私は・・・この前の浦島君とのエッチを思い出して一人エッチしてたんですぅ・・・」

むつみはそういうと、いつものように両頬を手に挟んで・・・ちゅっと景太郎のくちびるにキスをする。

「む・・・むつみさん・・・怒ってないの?」

「怒ってなんていませんわ。今度浦島君が一人エッチするときは私のことを思い出してもらえるように・・・。あっ、一人エッチなんてしなくても、私が浦島君の性欲を解消してあげますね♪」

そういうとむつみは景太郎を押し倒したような格好になり、そのままさっきと同じように唇を奪う。

今度は、したを絡めあう激しいキス。

むつみの手が景太郎のペニスに伸び、景太郎の手がむつみの豊満な胸に伸びる。

いけないと思いつつも、なるのことを思いやりつつも・・・景太郎の手はむつみの胸を懸命にもみしだいている。

「あ・・・あんっ・・・浦島君の愛撫・・・優しい・・・」

むつみはその童顔に恍惚の笑みを浮かべながら、景太郎のペニスをチャックから取り出して繊細な指先でつんつんする。

見る見るうちに、ペニスは硬度を増した。

「うらしまくぅん・・・」

むつみは甘ったるい声を出して、それを口に含んだ。

 

ちゅぴっ・・・ちゅぱっ・・・

 

「うわっ・・・」

景太郎は前よりはるかにうまくなっているむつみのフェラテクに思わず声をあげてしまった。

前は初体験だった。しかし、今回のテクニックは・・・。

「む、むつみさん・・・気持ちよすぎます・・・」

「うふふっ、毎日これで練習してますもの。浦島君のを想定して♪」

・・・いつ購入したのか、むつみの手には大人のおもちゃ・・・ちょっと大きいめのバイブ・・・が握られていた。

大きさは・・・まあ、景太郎のモノと同じぐらい。

景太郎はもてなかっただけで、男のモノの大きさとしては決して小さくはない。

「続けますよ・・・?」

景太郎の返事を待たずに、むつみはまた景太郎のモノへの責めを再開する。

亀頭だけを口に含み、それを舌で包んで出し入れしたり、指で裏筋を愛撫しながら玉を口に含んでそれを舌で転がしてみたり・・・。

「んぐっ・・・んぐっ・・・浦島君も私のを舐めてくれますか・・・?」

景太郎は真っ赤なかおしてこくんとうなずく。

むつみのリードで二人は69の姿勢になる・・・。

(こ、これってしっくすないんとかいうやつだよな・・・?)

剥き出しになったむつみの秘部を景太郎はまず指でつんつんとつつく。

「んっ・・・」

今まで懸命に奉仕していたむつみが、口にくわえたままあえぎ声を出して景太郎への奉仕を中断させてしまった。

「続けてくださいよ、むつみさん」

「はあ・・・き、気持ちよすぎて・・・すみません」

にっこり一言謝ってからむつみはまたフェラチオを再開する。

景太郎もむつみのを舌で愛撫してやろうとするが・・・。

ちょっと舌をはべらせると。

「あんっ・・・ああんっ!」

「むつみさん、これじゃなめっこになりませんよ」

「浦島君の舌が気持ちよすぎて・・・じゃあ本番イきましょうか♪」

大胆素敵なむつみも、この前まではバージンだったのである。仕方ないといえよう。

「えっ・・・もうですか?」

「えへへ・・・ほんとは一人エッチ見られたときからずっと入れて欲しくて・・・」

下にしていた景太郎のペニスを握ると、むつみはそれを自ら欲情した秘部に導いた。

 

2回目とは思えないほど、あっさり景太郎のペニスはむつみに飲み込まれた。

 

じゅぶぶぶぶぶぶぶっ!

 

「あんっ!浦島君のすごい!固くて・・・暖かいですぅ!」

「む、むつみさんっ!」

景太郎は目の前にある巨乳を力いっぱいもみしだく。

むつみの90センチのバストが、景太郎の手の形に合わせて形を変える。

「ああんっ、あんっ!もっと、もっときつくもんでくださいっ!乳首も・・・乳首も触ってぇっ!」

美しい長い黒髪を淫靡に揺らし、むつみは貪欲に腰を振る。

そのたびに景太郎にも快感が走るが・・・むつみに与えられる快感は尋常ではなかった、

「むつみさんっ・・・むつみさんっ・・・」

「あんっ!浦島君も気持ちいいですかぁ?ああんあんっ!」

「もちろん!」

むつみは上で存分に景太郎のペニスを味わい、景太郎は自分の上であえぐむつみの巨乳と中の暖かさを存分に味わう。

「あ・・・あんっ・・・イ、いきそうですぅ!浦島君はどうですか??」

「お、俺もっ・・・でも中で出すわけには・・・」

「ああんっ!じゃあもう少し我慢してください!今抜かれると私・・・私気が狂っちゃいますぅ!」

ひあああっ!とひときわ大きな嬌声を上げてむつみは先に果ててしまった。

むつみのイったのを見届けてから、景太郎は急いでむつみからペニスを引き抜く。

「あんっ・・・余韻に浸っていたかったですわあ・・・」

「そんなこといってる場合じゃあ・・・ティッシュありますか?」

「あら、そんなもの必要ないじゃないですか。浦島君の好きなところにかけてください♪」

「えっ・・・」

「胸でも顔でもいいですよ♪」

「それって・・・うっ・・・!」

経験不足の景太郎は、図らずもむつみの胸から顔にかけて大量の精子をぶっ掛けてしまった。

白濁液が、むつみの童顔からその顔に不釣合いな大きな胸を汚していく・・・。

「あああっ!むつみさん、ごめんなさいごめんなさい!!」

急いでティッシュを探し当ててむつみの体をふこうとするが・・・。

「うふふ・・・いっぱい出ましたね。それだけ興奮してくれたってことですよね・・・」

むつみはその精液を指でふき取ると・・・それをぺろりと舐めて見せた。

「むつみさん・・・」

「ありがと、けーくん。気持ちよかった・・・」

むつみはいつものように両手で景太郎の頬を挟むとちゅっと口付けして、はるかの店に備え付けてある浴場に向かった。

 

(終)



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