LOVE SUMMER VACATION in 沖縄

二日目

翌朝、俺は花桜梨にキスで起こされた。

目を開けたらいきなり花桜梨の顔が目の前にあったのだから、そりゃ驚いた。

その直後、花桜梨は僅かに微笑みながら俺の頬に手を添えてもう一度、唇を重ねてきたのだ。

彼女の柔らかい唇が俺の唇に重なり合い、何だか気持ちがいい。

昨晩の事は夢なんかじゃなく、実際の出来事なんだと改めて実感してしまう。俺たち・・・一つになって愛し合ったんだよな・・・・。

花桜梨の中・・・温かくて、気持ちよかったな・・・・。

しかも、今日は花桜梨のキスで目を覚ますなんて・・・・今までの中で最高の朝だ。

やがて、花桜梨は俺から口を離すと笑顔で俺に挨拶をしてきた。

「・・・・おはよう。」

「お、おはよう・・・。花桜梨、随分と早いんだね。」

「私、元々朝は早いから。だいたい七時くらいに起きてるんだよ。」

「そんなに早いんだ!俺なんかその時間はまだ寝ているよ?」

「高校生の時、部活は朝練とかどうしてたの?」

「毎日ギリギリだったよ。遅刻だけはしなかったけどね。」

「うふふ、あなたらしいね。そう言えば合宿の時とか朝眠そうにしてたっけ・・・?」

確かに、高校生の時の夏合宿では起床時刻が早くて苦労したんだよな・・・。

眠そうな俺とは対照的に、花桜梨は全く平然としていた。むしろ、普段よりも生き生きしていたような記憶がある。

それはさておき・・・、今日は観光に行くことになっている。

沖縄のリゾートはまだ始まったばかりなのだ。

最初に俺たちは、グラスボートで海の中を見学することにした。

「すごい・・・。海の中ってこんなに綺麗なんだ・・・。」

「ああ、熱帯魚とか珊瑚が下の方に見えるよ。沖縄の海って本当に綺麗なんだなぁ・・・。」

俺たちは、海底(とは言っても、水深が約5メートルから10メートルくらいの浅瀬だが)を眺めつつ、自然の美しさに感動してしまった。

特に、熱帯魚や海の生物が好きな花桜梨に至っては見学の間中、目がずっと海底に釘付けになっていた。

こんなに夢中になるなんて、本当に花桜梨って魚好きなんだな・・・。

その後、ボートは見学コースを進んでから元の場所に帰ってきた。

見学が終わって、花桜梨は本当に満足そうな顔をして俺に話し掛けてきた。

「ねぇ、あの綺麗な熱帯魚見てた?可愛かったよね。」

「ああ、それに珊瑚とか海の色も綺麗で凄かったね。でも、誰かが落とした携帯が見えたときにはちょっと笑っちゃったけどね。」

「そうね、多分ボートから乗り出して海を見ているうちに誰かが落としちゃったんだね。」

「今度は自然公園みたいな所に行ってみない?」

「うん、そうだね。」

俺はホテルで貰ったパンフレットを見ながら、花桜梨と熱帯植物が数多く植えてある植物園の様なところに行くことにした。

ここからだとタクシーで行けるみたいなので、早速タクシーを止めると植物園に向けて出発した。

「何だかワクワクしちゃうなあ・・・。きっと、いろんな植物があるんだろうね。」

「花桜梨は植物園が好きだからね。水族館とかもそうだけど。」

「うん、私って自然とかを感じられる所が好きなんだ。だから、今からすごく楽しみだよ。」

「そうなんだ。じゃあ、その期待に応えられる様な所だといいね。」

俺は花桜梨にパンフレットを彼女に見せながら笑いかけた。

「うん。」

花桜梨もにっこりと微笑みながらはにかんで見せた。

はぁ・・・やっぱり花桜梨って可愛いよなあ・・・。こんな風に沖縄旅行が出来るなんて、身体を張ってバイトをした甲斐はあったな・・・。

まだまだお金は残っているし、あともう一回はこんな風に旅行が出来そうだな・・・。

今度は温泉なんかがいいかも・・・。

タクシーで走ること十五分・・・。

俺たちを乗せたタクシーは植物公園に到着した。

「す、すごい・・・。こんなに熱帯植物が・・・・。」

「本当だ・・・。ここまで広くて大きいんだ・・・。全部見て回れるかな・・?」

俺たちは、敷地の広さと植えてある植物の種類の豊富さに驚いてしまった。

「早く行きましょう。時間が勿体無いよ。」

「ははは、そんなに慌てなくたって大丈夫だよ。」

俺は花桜梨に手を引っ張られて園内に入っていった。

園内は日本では沖縄にだけしか見られない熱帯系の植物やハイビスカスなどが植えられていた。

花桜梨はさっきからはしゃぎっぱなしだ。本当に来て良かったと思う。

一通り見学していると、休憩場所みたいなところがあった。そこは店が色々集まっている。

店では紅芋のアイスクリームやサトウキビのお菓子なども売られていた。

他にも沖縄名物のチンスコウや泡盛、その他いろいろだ。

「(へぇ・・・、パンフレットに書かれてあったけど、こうやって見ると美味しそうだな・・・。)」

「ねぇ、サトウキビ味のソフトクリームだって。食べてみない?」

「うん、一つ買ってみようか。」

「あっ、そうだ。折角だし、サトウキビ味と紅芋味を一つずつ買って半分こにしようよ。」

なんだって!?

それって・・・か、間接キスだよな・・・。

まあ、昨晩はあそこまでしておいて、今更間接キスくらいで恥ずかしがる事も無いのだが・・・・。

お金を払って、俺と花桜梨はソフトクリームを半分ずつ食べることにした。

ああ・・・俺ってマジで幸せかも・・・。

ソフトクリームを食べ終わったあと、俺たちは少し園内の中でも人の少ない所を歩いていた。

「修学旅行ではここには来なかったから、何か得した気分だね。」

「そうだね。特に俺の場合は、花桜梨と二人で来れたから・・・かな?」

「えっ!?」

花桜梨は驚いたように俺の顔を見つめる。その顔は真っ赤になっていた。

「・・・・花桜梨、顔が真っ赤だよ?」

俺は苦笑しながら、花桜梨の頬を指で軽く突付いた。

「もう!からかわないで!・・・でも、嬉しいよ・・・。」

花桜梨は赤くなりながらも、嬉しそうに俺の肩に頭をもたれ掛けてきた。

更に、俺の腕に自分の腕を絡ませる。

「か、花桜梨・・・。」

俺が驚いた様子で花桜梨の方を見ると、彼女も俺の顔を見ながらにっこりと微笑んできた。

その上、更に俺に身体を摺り寄せてくるではないか。

うっ・・・、花桜梨の胸が俺の腕に当たって、何とも言えない心地良い感触が・・・!

「・・・・ねぇ、どうしたの・・・?ぼーっとしちゃって・・・。」

「あ、いや・・。」

花桜梨は俺を誘惑しているのだろうか?しかし、彼女自身はそんな素振りは全く見せない。

まずい・・・俺の方が何か欲情してきちゃったぞ・・・・。

花桜梨は俺が赤くなって挙動不審になったのを見ると、俺に顔を近づけてきた。

「・・・熱でもあるの?あなたの方こそ顔が真っ赤だよ・・・?」

「あ、いや・・・・、別にそう言う訳じゃないよ。」

何とかしてその場を取り繕うとしたが、言い訳が見つからない。

ますます赤くなった俺に対して花桜梨は・・・。

「・・・・ねえ、ひょっとして・・・いやらしい事とか考えてたの・・・?」

「!!」

「・・・図星みたいだね。」

「な、何言ってんだよ・・・。俺が何時そんな事を・・・・。」

「分かるよ。だって、あなたって隠し事するとすぐに顔に出るから。」

うぐっ、そこまで見抜かれているなんて・・・俺って、そんなに分かりやすいのだろうか・・・?

「・・・どんな事を考えていたの?」

「・・・・っ!!」

「あっ・・・!」

花桜梨の追求に俺はもう耐えられなくなってしまった。花桜梨の手を引っ張って、園内で人気の無い植物の茂みの裏に入った。

周りが茂みで覆われているため、誰にも気付かれる様子は無い。

「花桜梨・・・・。」

「一体どうしたの・・・・?こんな所に連れて来て・・・。」

口ではそう言いながらも、花桜梨は明らかに俺の考えを察したかのように頬を赤くしている。

「・・・・・。」

「!」

俺は花桜梨の方を振り向くと同時に、しっかりと抱きしめた。

花桜梨は突然の事に驚いてしまったようで、言葉を失っている。

だが・・・・。

「ねぇ・・・、興奮しちゃったの・・・?」

花桜梨が俺に抱きしめられたままか細い声で聞いてきた。

「・・・・うん、ゴメン・・・。花桜梨があんなにくっついてくるから・・・俺、ドキドキしちゃってさ・・・。」

「・・・うふふ・・・エッチな人・・・。もう、仕方無いなぁ・・・。」

そう言いつつも、花桜梨は全く抵抗しようとしない。

むしろ、自分の方から積極的に俺の背中に手を回して抱きついてきた。そして、そのまま熱いキスを交わす。

「・・・んん・・っ。」

俺の口に花桜梨の舌が入ってきたかと思うと、俺の舌にねっとりと絡みつく。

昨日初めて経験したと言うのにすごくキスが上手い。彼女はスポーツも勉強も出来るけど、こういう事も上手くなるのが早いんだな・・・。

「・・・ん・・・はぁ・・・。花桜梨、キスが上手いなぁ・・・。何でも出来るんだね、花桜梨って・・・。」

「そんな事無いよ・・・。昨日だって、あなたが喜んでくれたから一生懸命にやっただけ・・・。」

「・・・・それにしたって、花桜梨は優等生だよ。何でも飲み込みが早いし・・・。」

「そう・・かな・・・?あなただって、何も知らない私に色々教えてくれたじゃない。」

「いや・・・、あれは花桜梨の事だけを考えて夢中でした事だから・・・。」

「・・・・じゃあ、今も私の事・・・考えてるの?」

花桜梨の手が俺の股間に伸びる。

「うっ・・・!か、花桜梨・・・・。」

「ねぇ・・・、どうなの・・・?」

花桜梨の手がズボンの上から優しく俺のものを触っている。

ただ触っているだけではなく、たまにやんわりと力を入れて握ってくる。それが何とも言えないほど気持ちいい。

「答えてくれないともっと・・・・しちゃうよ・・・?」

花桜梨の手が更に俺のペニスを弄ぶように動く。

これ以上手でされたら、抑えられなくなってしまう。花桜梨って案外テクニシャンなのかもしれないな・・・。

「わ、分かったよ、言うから・・・!」

「・・・・・。」

「俺は・・・・さっきから、ずっと花桜梨の事考えていたんだよ・・・。花桜梨の胸が腕に当たって気持ち良くって・・・。」

「やっぱり・・・・感じてたんだね・・・。」

えっ?やっぱりって・・・一体どう言う事なんだろうか?

俺がきょとんとした顔をしていると、花桜梨は俺にもう一度キスをしてからこう囁いてきた。

「私ね・・・・あの時、ちょっと誘ってみようかなって思ってくっついたんだよ。・・・・あなたに私のこと考えて欲しくて・・・。」

やはりあれは確信犯だったのか・・・。でも、それが分かったら何だか気が楽になって来たぞ・・・。

よーし、こうなったら・・・。

俺は花桜梨をその場に立たせたまま服の中に手を入れて、そのままブラジャーの中にまで手を入れる。

花桜梨の柔らかい胸を直に掴むと、優しく揉みほぐした。

「あっ・・・!や・・・ぁ・・!」

彼女の喘ぎ声にますます興奮した俺は、乳首を指でつまむと軽く弄繰り回した。

乳首は完全に尖って硬くなっている。花桜梨も興奮しているんだと言う事がはっきりと分かった。

「花桜梨のここ・・・尖っているよ。感じてるんだね・・・。」

「だめぇ・・・、言わないで・・・っ!」

「それじゃあ・・・・ここはどうかな?」

俺は右手で花桜梨の胸を弄んだまま、左手をスカートの中に忍ばせた。

ショーツの隙間から指を入れて、彼女の秘部をくちゅくちゅと刺激する。

既に花桜梨のその部分はびっしょりと濡れていた。愛液によってショーツもしっとりと湿っていた。

やっぱり興奮していたのは俺だけじゃなかったんだ・・・。

「・・・ああ・・・っ!」

大事な所を責められて、花桜梨は切なげに声を上げる。

「そんなに大きな声を出したら誰かに見つかっちゃうよ・・・?」

「だって・・・そんな事したら・・・あん!・・・・気持ち・・・いいっ・・・!」

俺は花桜梨のクリトリスだけを責めるのではなく、指を膣の中にゆっくりと挿入していった。

柔らかい彼女自身が俺の指を締め付けてくるのが分かる。

彼女の中は温かくてぬるぬるして・・・何よりもぐっしょりと濡れていた。

そのうち、花桜梨が目を閉じてしっかりと俺にしがみ付いてきた。

「・・・・ああっ・・・!・・・私・・・もう・・・!」

「花桜梨・・・イキそうなの・・・?」

花桜梨は息も絶え絶えになって訴えかけてくる。目は潤んでおり、表情もどこか虚ろだ。

俺は花桜梨をイカせるべく、指の動きを早めた。

ぐちゅっ、ぬちゅっ・・・!

いやらしい音が花桜梨の膣から聞こえてくる。それによって、花桜梨だけじゃなく俺の興奮も高まってくる。

「や・・・あっ・・・!もう・・・だめっ・・・!・・・ああんっ!!」

花桜梨は感極まった声を上げるとぐったりと俺に身体を預けてきた。

彼女は絶頂を迎える時に俺にしがみ付く癖があるみたいだが、それがとても可愛く思える。

俺はとりあえず、花桜梨をその場に一旦座らせた。これ以上立っている事は無理みたいだからだ。

よっぽど感じたんだろうな・・・。

「花桜梨・・・イッちゃったね・・・。気持ちよかった・・・?」

「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・!・・・・うん・・・。」

花桜梨は肩で息をしながら恥ずかしげにぽつりとそれだけ呟いた。

「花桜梨・・・、今度は俺のもしてくれないかな・・・?」

俺はしゃがみ込んでいる花桜梨の前に立つと、ズボンを下ろして既にいきり立ったペニスを彼女の口元に持っていった。

「・・・・すごく大きくなってる・・・・。こんなに興奮しているんだ・・・・。」

「花桜梨がイクところを見てたら余計に興奮しちゃったんだ。こうなったのは花桜梨のせいだよ。」

俺の言葉に花桜梨は頬を赤く染めながら、ゆっくりとペニスに手を添えた。

「・・・じゃあ、お返しに気持ちよくしてあげるね・・・。」

「うん、頼むよ。」

花桜梨はそっと口を近づけて、亀頭にチュッと口づけをしてきた。

それから、すぐには口に含まずに舌で先っぽや周りをちろちろと舐め回す。

すでに硬くなったところへの舌での攻撃はかなりの刺激になる。

ぴちゃっ・・・ちゅぷっ、ちゅぷっ・・・ちゅっ・・・ぴちゅっ・・・。

俺のペニスはもはや痛いくらいに勃起してしまった。花桜梨・・・じらすのが上手いなぁ・・・。

「花桜梨・・・っ!」

花桜梨「焦らないで・・・。これからもっと舐めてあげるから・・・。」

花桜梨の言葉に対して、俺は早く咥えて欲しくて焦りまくっていた。はやく花桜梨に咥えてもらいたい。

楽にしてほしくてしかたなかった。

「・・あむっ・・・、うんっ・・・んんっ・・・。」

俺の気持ちに応えてくれるかのように、花桜梨がペニスを端整な口に含んでくれた。

彼女のねっとりとした舌が俺に絡みつく。

舌を亀頭やその周囲に絡めてきたかと思うと、今度は唇をすぼめて優しく締め付ける。

昨夜の時よりも明らかに、花桜梨の奉仕は上手になっていた。

「・・・んっ・・・はぁ・・・んん・・・っ・・・きもひいい?」

「花桜梨っ!すごく気持ちいいよ・・・!」

花桜梨がペニスを口に咥えたまま聞いてきたので、俺は花桜梨の頭を掴んで必死で快感に耐えながら答えた。

彼女はそれに気を良くして、嬉しそうに俺を吸い上げる。

「はぁ・・・・あなはの・・・おひんひん・・・おおひい・・・。そへに・・あふい・・・・。」

「花桜梨ッ!花桜梨ッ!!」

俺は気がおかしくなるくらいの興奮に包まれて、早くも絶頂を迎えようとしていた。

「・・・・んふぅ・・・!んんっ・・・!」

花桜梨も俺がイキそうなのを感じて、口の動きを早める。

「花桜梨・・・!もういいよ・・・、これ以上されたら・・・・出ちゃうよっ・・・!」

俺は花桜梨の頭を掴んだまま彼女の頭をどけようとしたのだが、花桜梨はそのまま口の動きを止めようとはしない。

むしろ、どんどん激しく俺を口全体で責め立てて来た。

「いい・・・っ!ほのまま・・・・・口にだひへ・・・!のんへあげる・・・・!」

口に出して・・・飲んであげるって言ったんだろう。もう我慢の限界だった俺は、とうとうその緊張を解き放った。

「・・・花桜梨っ!出る・・・!出るっ!!」

「んんっ!・・・んむっ・・・!」

どくっ・・・どくっ・・・どくっ・・・。びゅくっ・・・びゅくっ・・・・。

花桜梨の口の中で俺のペニスが痙攣しながら次々と精液を放出していく。花桜梨はそれを一滴残さず、しっかりと口で受け止めてくれた。

俺が全てが出し終えた後に花桜梨はペニスを口に咥えたまま、ゆっくりと吸い上げる。

すると、まだ出ていなかった分の精液までしっかりと彼女の口の中に放出されていく。

「うああ・・・っ!花桜梨・・・花桜梨・・!」

彼女に吸い上げられて、絶頂を迎えたばかりのペニスにはそれは痛いくらいに気持ち良く感じられた。

「・・・んっ・・・んんっ・・・・!」

・・・・・ごくん・・・。

しっかりと奥まで吸い上げてから、花桜梨は俺に出された精液をうっとりとした表情でこくりと飲み干す。

まるで精液を飲む事に抵抗が無いかのようにも見える。いや、むしろ望んでいるのかもしれない。

そこまでしてくれるなんて・・・。

「・・・はぁ、はぁ・・・。たくさん出たね・・・。ちょっとほろ苦いけど・・・おいしい・・・・・。」

「花桜梨・・・口に出しちゃったけど嫌じゃないの・・・?」

「どうして・・・?」

「どうしてって・・・・その、何て言うか・・・。気持ち悪くない・・?」

自分で出しておいてこんな事を聞くのは変かもしれないが、俺はあえて花桜梨に湧き上がった質問をぶつけてみた。

すると花桜梨は・・・・。

「私はあなたが出してくれたから平気なんだよ・・・。他の人だったら絶対に嫌だから・・・。あなたのだから・・・嬉しいの・・・。」

「花桜梨・・・・。」

俺はそこまで聞いて、花桜梨の事がどうしようもないくらいに愛しく思えてならなかった。

ここまで言ってくれるなんて、男冥利に尽きると言うものだろう。

まだ少しぐったりしている花桜梨を抱きしめ直すと、優しく花桜梨の頭を撫でてあげた。

花桜梨も嬉しそうに俺に抱かれたままだ。

こうなったらもう止まらない。しっかりと満足がいくまで愛し合う事にした

「ねぇ・・・ここで・・するの・・・?」

「大丈夫、誰も来ないよ。」

俺は花桜梨のブラウスのボタンを外して、ブラジャーを取り払った。

するりとブラウスが肩から腰の辺りまでずり落ちて、綺麗な乳房が露になる。

彼女の形良い二つの乳房がぷるんと弾んで波打った。

「はぁ・・・あんっ・・・!恥ずかしい・・・・よ・・・。」

花桜梨は言葉を続けられなかった。俺が彼女の乳首を口に含んで勢い良く舐め回したからだ。

「やぁ・・・っ!だめぇ・・・そこ・・・気持ちいいっ・・・!」

「花桜梨の乳首・・・硬くなってる・・・。ほら、こんなに・・・・。可愛いよ・・・。」

俺は舐め回すだけじゃなく、乳首に吸い付くともう片方の乳房も片手で揉みしだく。

「きゃっ・・・・あんっ・・・!そんなに吸っちゃ・・・いやぁ・・・っ!」

しばらく花桜梨の乳房をも揉み終えてから、今度は指を下腹部の方に忍ばせた。

そこは、さっき指で散々責めたせいもあって、ショーツまで完全にびしょ濡れになっていた。

「花桜梨・・・ここも脱がすよ・・・。」

「う・・ん・・・。」

花桜梨はそれだけ返事をするだけで精一杯のようだ。

屋外でしようとしている事への恥ずかしさと緊張感・・・それに加えて、今までに経験した事のない事への好奇心が入り混じって複雑な心境だろう。

ショーツを脱がすと、綺麗な花桜梨の秘部が剥き出しになる。

まったく穢れの無いようなピンク色をしたそれは、見ていると惹き込まれそうなくらいに妖しく神秘的なものに見えた。

「そんなに・・・見ないで・・・。恥ずかしいよ・・・。」

「恥ずかしがる必要なんて無いよ・・・。こんなに綺麗なのに・・・。」

俺はそう言って、口で花桜梨のクリトリスをぴちゃぴちゃと舐め始める。

「やっ・・・!あんっ!・・・変になっちゃう・・・っ!・・・ああっ・・・ん!」

舐めれば舐めるほどにどんどん愛液が溢れ出て、俺は舌でそれを丹念に舐め取っていく。

俺が花桜梨の蜜を夢中で味わっていると、彼女はその間ずっと可愛い喘ぎ声を上げている。

ついに耐えられなくなったのか、花桜梨は俺に向かって絞り出すような声で訴えかけてきた。

「ねぇ・・・もう我慢出来ないよ・・・。お願い・・・・来て・・・。」

そう言うと、自分の足を開いて俺を迎え入れる体勢を取った。顔は赤く染まり、膣からは愛液がとろとろと流れている。

受け入れ準備完了ってとこだ。花桜梨の表情は俯き加減なのでよく分からないが、明らかに欲情している。

丁度、俺の方も我慢の限界だったところだ。花桜梨の願いを受け入れる事にした。

先ほど射精したばかりだが、花桜梨を味わっているうちに俺のペニスはびんびんに直立してしまっている。

男なんだから、それは仕方ないよな・・・。

「花桜梨・・・じゃあ、入れるよ・・・。」

「うん・・・・。早く・・・欲しい・・・。」

俺はゆっくりと花桜梨の中に挿入していった。

ぬちゅっ・・・ぐちゅっ・・・。

「ああっ・・・!すごい・・・大きいっ・・・!」

「花桜梨の中、とても気持ちいいよ・・・。」

花桜梨の膣が優しく・・・それでいてきつく締め付けてくる。俺は彼女に包まれて、この上無いくらいの快感に酔ってしまった。

「花桜梨・・・っ!花桜梨・・・!」

花桜梨の名前を叫びながら彼女を地面に寝かせて、俺は上体を花桜梨に重ねて激しく腰を上下させる。

腰を沈める度に、お互いの性器が擦れ合って快感が生み出される。

ずちゅっ・・・ずぷっ・・・!ぱんっ・・・ぱんっ・・・・!

花桜梨も目を閉じて俺のペニスをしっかりと受け入れてくれている。

「あんっ・・・・あっ・・・!はぁ・・・・!やぁ・・・ん!」

俺は繋がったまま、花桜梨を起こすと対面座位に持ってくる。花桜梨の乳房が俺の胸にくっ付いて心臓の鼓動が伝わってきた。

それだけじゃない、彼女の息遣いなどもはっきりと分かった。

俺も花桜梨も汗だくになりながら、沖縄の空の下・・・めくるめく快楽に翻弄されている。

ぐちゅっ・・・ずちゅっ・・・・。ぬちゅ・・・ぬちゅっ・・・!

俺は焦らないようにゆっくりと花桜梨を下から突き上げていた。

ゆっくりとだが、俺に深く奥まで突かれるごとに花桜梨は声を上げて喘いでいる。

そのうちに、花桜梨も俺の腰使いに合わせて自分でも腰を使い始めた。

「あんっ・・・!奥まで・・・届いてる・・・・!もっと・・・もっと突いてぇ・・・っ!!」

花桜梨は我を忘れて大胆な事をどんどん口にする。

見かけではそんな事を口にしそうも無いのだが、その分ギャップがあって俺はツボを突かれたような感じになっていた。

「花桜梨・・・好きだよ!・・・・世界で一番・・・好きだ!」

「あん・・・!はぁ・・・・っ!私も・・・・好き・・・大好きっ・・・!やんっ・・・!あんっ!ああっ!!」

花桜梨の言葉に呷られる様に、俺は一気にスパートをかけて突き上げる。

ぱんっ・・・ぱんっ・・・!ぐちゅちゅっ、ずぷっ・・・じゅぷぷぷ・・・。!

俺と花桜梨が繋がっている所からはさっきよりも盛んにいやらしい音が聞こえている。

「ああっ・・・!あん・・・!あん・・・!も、もう・・・私、イッちゃうよ・・・っ!」

「俺も・・イキそうだ・・・・・。花桜梨・・・!俺たち一緒に・・・!」

「うんっ・・・!いいよ・・・!・・・ああんっ!!もう・・・だめっ!イクッ!イクう・・・っ!」

花桜梨はそう叫ぶと俺に抱きついて、びくっびくっと身体を震わせながら絶頂に達した。

その瞬間、花桜梨の膣が俺のペニスを今まで以上にしっかりと締め付ける。

その締め付けによって、俺も限界を迎えてしまった。

「お、俺もイクよ・・・!花桜梨・・・!花桜梨っ・・・!出るっ、出るっ!」

びゅくっ・・・びゅくっ・・・!どくっ・・・どくっ・・・!

俺はそのまま彼女の中で緊張を解くと一気に射精した。

彼女の膣内に俺の精液が二回目の射精とは思えないほど勢いよく・・・そして大量に流れ込んでいく。

「ああっ・・・・!熱いっ・・・あん!いいっ・・・!!」

花桜梨も俺の迸りを身体の奥に感じながら、俺にしっかりと抱きついていた。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・!・・・ごめん、花桜梨・・・・。中に出しちゃった・・・。」

「・・・はぁ・・はぁ・・・!謝らないでもいいよ・・・・。あなたにたくさん出してもらって・・・嬉しかったから・・・・。」

花桜梨はうっとりした顔で俺を見つめながら呟く。でも、本当に大丈夫なのかな・・・。

俺はゆっくりと花桜梨の膣内からペニスを抜いた。引き抜く時に俺のペニスの先端から花桜梨の膣口に名残を惜しむ様に透明な糸が繋がる。

はぁ・・・気持ちよかった・・・。まさか屋外で花桜梨とセックスする事になるなんて思わなかったな・・・。

先に誘ってきたのは花桜梨だけど、ここに連れ込んだのは俺だし・・・どっちもどっちか。

さて、コトが終わってペニスをしまおうとすると、花桜梨が慌てて制止してきた。

「あっ・・・、ちょっと待って。」

「えっ?どうしたの花桜梨。」

「・・・あなたのここ・・・きれいにしてあげるね。」

「えっ、ちょっと花桜梨・・・。」

花桜梨は俺がびっくりしている間に俺の前にひざまずくと、手をそっと添えて何のためらいも無く俺のペニスを口に含んだ。

ちゅっ・・・ちゅっ・・・ぴちゃっ・・・ぴちゅっ・・・。

「か、花桜梨・・・!うっ・・・くっ・・・!」

花桜梨はペニスを口に含みつつ、先端の割れ目を舌でつんつんと突付くようにして刺激する。

それだけではなく、さっきフェラチオしてくれた時みたいに残っている精液を吸い出してくるではないか。

「・・・っ!花桜梨・・・っ!」

「・・んん・・・んぐ・・・んっ・・・。」

ちゅっ・・・ぷちゅっ・・・くちゅっ・・・・ぴちゃ・・・ぴちゃっ・・・。

更に追い討ちをかけるみたいに、舌を上手く使って亀頭の周囲を舐め回してくる。

花桜梨の舌使いの上手さに俺は心底感心してしまう。こういう才能があるんじゃないのかな・・・。

あっ・・・!ヤバイ・・・刺激が強すぎて・・・また・・・!

「花桜梨!・・これ以上されたらまた・・・!」

「えっ?・・・・うふふ、また・・・大きくなっちゃうかな?」

花桜梨は悪戯っぽく微笑むと、名残惜しそうにペニスを口から出す。

確かに気持ちはいいし気遣いも嬉しいのだが、このまま口でされたら大きくなるだけじゃ済まなくなっちゃうよな・・・。

「んっ・・・ふぅ・・・・。きれいになったよ・・・。」

そう言って、最後にチュッとペニスの先端にキスをしてから俺を解放してくれた。

「ねぇ・・・・。こんな所でしちゃったけど・・・・誰かに見られていなかったかな・・・?」

いそいそと衣服を身に着けながら花桜梨が俺を見ながら聞いてきた。

「う〜ん・・・、こんな所に誰も来ないし大丈夫だと思うけどな・・・。」

「そうだといいけど・・・。でも、やっぱり早く服を着た方がいいよね。」

確かにこんな茂みの陰なら人は来ないだろうけど、何時までもここにいる訳にはいかない。

俺は脱いでいないからいいけど、花桜梨の場合はほとんど裸に近くなってしまっているので早く服を着てしまった方がいいだろう。

花桜梨が着衣の乱れを直すのを待ってから、俺は彼女を連れてその場を後にした。

ある程度見学も終えていたので、自然公園を出るとそのままホテルに戻った。まずは汗だくの身体をシャワーでさっぱりしたかったからだ。

今夜は花桜梨と一緒に海にでも散歩に行こうかな。夜になれば、ある程度は涼しくなるだろうし・・・。

こうして、この日は思わぬところでの一戦となったが、何か昨夜とは違った気分で愛し合えて得した気分だ。

ちなみにホテルに戻ってから浴室で二回戦に突入してしまい、終わった直後には我ながらよく持ち堪えられたと思った。

花桜梨と一緒に浴室に入って、欲情するのを抑えろと言う方が無理と言うものだ。

それでも、何とか花桜梨を満足させる事は出来たから良かったが・・・。

いや、満足させると言うか花桜梨の積極的な奉仕に俺の方が圧されていたのかもしれない。

最後なんかも、俺は花桜梨に全てを吸い尽くされるか様な感じで射精した。まあ、俺も彼女の積極的さには満更でもなかったけど・・・。

ここまで来た以上、毒を喰らわば皿まで・・・・と言ったところだろうな。

さて・・・これから花桜梨を連れてプライベートビーチの砂浜に散歩に行く訳だが・・・浴室で起きた様な事にはならないようにしたい。

よし、花桜梨も準備が出来たみたいだし行くか!

【二日目・完】

<二日目・夜〜三日目に続く>



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