えっちな女〜藤崎詩織〜

 

美しいまでのロングヘアに、トレードマークとも言えるヘアバンドをした美少女が、生徒会室でOL顔負けのスピードでカタカタとワープロを打っていた。

彼女の名前は藤崎詩織。

そのルックスと、成績優秀スポーツ万能と言うパーフェクトな能力でファンクラブまである男子に人気の女子生徒である。

「藤崎くん」

ガラガラと扉を開けて、彼女一人いた生徒会室に入ってきたのは、めがねをかけておりインテリくさく見えてしまうが、ジャニーズ形の顔をしたなかなかの美男子だった。

「会長」

詩織の美しい顔が、彼を見たとたんに笑顔に変わる。

普段はお高く止まっている詩織だが、このときばかりは子供のように無邪気でかわいらしい笑顔だった。

「どう、会報は進んでいるかい?」

馴れ馴れしく詩織の肩に手を置き、彼は彼女にそう聞いた。

「はい、順調に進んでおりますわ。あとは会長の一言を入れるだけです」

「君はほんとに優秀な副会長だね…」

彼は、詩織を後ろから抱きすくめると、彼女の耳たぶをかぷっと甘噛みする。

「あんっ…会長…」

「甘い声を出して。…いいかな?」

詩織の長髪を梳きながら、彼は詩織の細いあごを持って自分の方に向かせると、そのままその薄いくちびるを優しく奪う。

「もちろん…上手なキス…会長…今日もたっぷり愛して…」

今度は詩織からくちびるを重ねて、舌をからめる。

チュパチュパと卑猥な音がする、なんともエロティックな大人のキス…。

生徒会長の手が、セーラー服の上からでも堪能できる詩織の巨乳に伸びる。

「う…うん…」

会長の手がいやらしく乳房を動かすたびに、キスされている詩織のくちびるから快楽の声が漏れてくる。

「うん。感触も悪くないよ、君の乳房を鑑賞しながらその感触をじっくりと味わいたいな。服を脱いで」

会長がそういうと詩織は素直にはい、と返事して席を立ち、夏服のブラウスに手をかける。

詩織の胸の大きさは普通と巨乳の間ぐらい。

ある意味、一番男好きのする乳房と言えるのではないだろうか。

ただ、形はパーフェクトまでにエロティックで、乳首はもちろんすきとおるようなピンク色。

パンティも脱ぎ、詩織の秘所があらわになる。

醜くない程度に毛がはえ揃っており…いやがおうでも男の性欲に火をつけてしまうような体つきだ…。

「どう…?」

詩織は胸を支えるように右手の一の腕の下に乳房を置いて、左腕のひじを持ち、彼を上目遣いで見つめてみせる。

「いつ見てもすばらしい体だね。でもちょっと腕が邪魔だな。後ろ手に組んでくれない?」

言われるまま詩織は後ろ手に腕を組む。

支えを失った乳房が、ぷるるんと誘惑するかのようにいやらしく揺れた。

「うわあ…すごくエッチ…でも可愛いよ」

彼がそう誉めると、らしくなく詩織は頬を朱に染め、

「ありがとう、うれしいわ…」

と返事した。

「あの…君の綺麗でエッチな体見てたら興奮しちゃって…」

彼はそれ以上言わずに黙って足を広げて座りなおす。

もちろん、詩織には彼が次に何を求めているかわかっているのだ。

「ふふふっ、私の裸見て興奮したのね。うれしい」

詩織はそう言うと、彼の股の間にひざまづき、自らチャックを開けて怒張したペニスをそこから取り出す。

すでにマックス近くまで膨れ上がったそのペニスに、詩織はかわいらしい舌を懸命に這わせて奉仕する。

 

ぴちゃっ…ぴちゃっ…ぴちゃっ…。

 

詩織の舌と会長のペニスが、卑猥なハーモニーを奏で、生徒会室にその音を響き渡らせる。

「うっ…気持ちいい…詩織、最高だよ」

彼は股に顔をうずめている詩織の頭をよしよしとなでた。

「気持ちいいのなら、よかったわ…もっと、気持ちよくしてあげるわね」

咥えていたペニスをいったん離し、詩織は媚びるように会長にそう言う。

「これ以上気持ちよくなると…詩織にも、気持ちよくなるようにしてあげる」

意地の悪い笑みを浮かべながら、会長は詩織の胸に手を伸ばす。

「ああん!急にしないで…感じちゃうから…」

そういいながらもあんっ、と甘い声を出し、詩織は会長に訴えた。

「感じてるくせに詩織は素直じゃないなあ…あのさ、ちょっと気になるうわさ聞いたんだけど、君に相当いれこんでる幼馴染がいるってほんとかい?」

会長は詩織の乳首を指でこね回しながらそんなことを聞く。

「あんっ!はあん…っ!あ、あんな男…幼馴染ってだけで特別な感情は…」

「たまにデートしていると言う話はどうなってるの?」

…スマートな見掛けなわりに、この生徒会長はすこし嫉妬心があるようだ。どんどんと詩織の乳首を責め立てている指に力が入ってくる。

「そ…それは…あんまりしつこいから一回ぐらいならつきあってあげてもいいかなって…それだけで…ひあっ!痛いっ!」

「じゃあ今度からその男とのデートもやめてほしいな。それがいやなら君との関係もここまでだね…」

乳首責めをやめ、突き放したように言う会長。

「そんなっ!やめるわ、あんなつまらない男とのデートなんてもうしないから!だから私と今の関係で…恋人同士でいてっ!」

「わかった、その言葉信じてるよ」

会長は詩織のくちびるに再度キスをし…胸を愛撫しながらもう濡れそぼっている秘部に指を這わせる。

「あんっ…」

「ちょっと体を触られただけでこんなに濡らして…詩織って見かけによらずにエッチだね」

「あんっ…はんっ!それはあなたの愛撫があまりにも丁寧だから……よかったら舌でしてもらえないかしら…」

詩織は快楽にカラダを小刻みに動かしながら会長にお願いしてみる。

「…しょうがないなあ…」

しぶしぶを装い、彼は詩織に机の上に座って足を広げるように言った。

詩織は黙って彼の言う事を聞き、机の上に腰掛けるとはしたなく足を広げる。

秘部を覗き込むように彼は詩織に前にしゃがみこんだ。

「…綺麗だけど、ほんと、えっちだね。こんなに濡らして…」

彼はそこに顔をうずめると、丹念にびらびらを舐め上げる。

「あん…」

しつこいまでにそこを舐め、もう詩織が我慢が利きそうにないと見ると、舌をそのえっちだと罵倒した穴にじゅぷっとわざと大きな音を立てて入れてあげる。

そしてそれを激しく動かし、まるで舌だけで詩織を犯しているような責めだ。

「あんっ!あんっ!すごくいいっ!あなたの舌、すごく感じるっ…!」

彼の頭を両手で抱え込んでここが生徒会室だと言うことも忘れて叫び散らす詩織…。

「感じるのはいつものことでしょ?ほら、こっちもいじめてあげる」

彼は感じてパンッと張っている乳房を詩織の秘部を舐め上げながら器用に揉みしだき、指で尖っている乳首をいじめることも忘れない。

「あああっ…私の性感帯全部…あんっ…だ…ダメッ…!」

詩織はその責めに耐えきれず、本番前にエクスタシーを迎えてしまった。

びくんっびくんっと華奢な体がふるえ、華奢な割に大きな胸が弧を描くように揺れる。

「もうイッちゃったの…?」

さすがにちょっとあきれた顔をして会長は詩織への愛撫をいったんやめる。

「ご、ごめんなさいね…最近…その性欲がひどくて…」

「俺としはじめてから?」

詩織は会長のそのといにこくんと恥ずかしげに首を振った。

詩織が処女をささげたのは、この成績優秀で容姿端麗の生徒会長だった。

よくあるように、会長にエッチしようと口説かれたときは詩織は消極的だったが…ここのところ、詩織が進んでHしようというときもある。

女に目覚めたとでも言おうか。

3日も相手にしてもらえないと、自分で彼のモノを想像しながら性欲処理を行うぐらいである。

「まあ、そんなエッチなところも、詩織の可愛いところだけどね」

にっこり笑って彼は詩織の目の前に大きく怒張したペニスを差し出す。

「詩織だけ満足してってのはずるいよ。俺のもおねがいね」

もちろん、詩織に自分だけ満足して終わろうなんて気持ちは微塵もない。

むしろ喜んでそれを口に咥えて懸命の奉仕しようとする。

 

じゅぶっ・・・じゅぶっ・・・ぺろっ・・・

 

高校生とは思えないモノを持った彼のペニスが、詩織の小さな口の中いっぱいになんとか納まる。

少し苦しそうな顔をしながら、詩織は彼を喜ばせようと懸命に舌を動かし、その美貌を上下に振る。

「うっ…詩織、フェラチオうまくなったね…」

「うへひいわ(うれしいわ)…」

奉仕の手を緩めずに、詩織は彼へお礼を言った。

「はあ…はあ…もうちょっと我慢できるかなと思ったけど、もうダメだ…詩織、今日はこぼさず全部飲むんだよ」

詩織は彼のその言葉にこくんと首だけ縦に振る。

詩織は精飲プレーには慣れておらず、今まで一回も彼の精液を全部飲み干したことがない。

「いくよっ…!」

彼は勢いよく詩織の口の中に射精した。

苦悶の表情を浮かべる詩織…。

やっぱり慣れないのか…。

「けほっけほっ…!やっぱり全部飲めなかったわ…」

そういいつつも詩織は、くちびるの端からはみ出た精液を手でぬぐい、それを味わうようにぺろぺろと舐めている。

「今日は3日振りに射精したから仕方ないよ。量も多かっただろうし。がんばったね」

詩織をねぎらうかのように、彼はひざまずいたままの詩織の頭をなでてやった。

「でも一回じゃ、満足できないのも確かなんだな」

彼はまた、詩織の秘部に指を這わせてそこを責め始めた。

「あんっ!わ…私も…あなたのが…入らないと満足できっこないわぁっ!」

「Hはお互い様ってことか。よし、じゃあ詩織、そこの机に手をついてお尻をこっち向けて」

詩織は言われるままに、小さくてぷりぷりしたお尻を彼に向ける。

「詩織のお尻は弾力があっていいね…おっと、お尻もいいけど俺のモノももう、がまんできそうにないな」

彼のペニスは一回射精したにもかかわらず、まったく萎えることなくマックスの怒張と硬度を保っていた。

恐ろしい精力である。

もっともそれを支えているのは詩織のエロティックな魅力だというのは言うまでもない。

並の女だったら、一回射精したら自分が満足して終わりだろう。

「行くよ…」

「ああんっ!はやくあなたの太いのいれてっ!」

普段の優等生の皮を脱ぎ、詩織は完璧に快楽を求める一匹のメスになっていた。

 

ずぶぶぶぶぶぶっ!

 

「ああっ!これが…これが欲しかったのっ!私の指なんか比べ物にならないわ…!」

「なんだ、詩織はオナニーなんてしてるの?俺だって3日我慢してこうして詩織を抱いているのに…っ!」

彼はそういって激しく腰を詩織の尻に打ちつける。

 

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

ぐぷっ!じゅぷっ!ぐぶっ!じゅぷ!じゅびゅっ!!

 

二人の性器が、あちこちに詩織から流れ出た愛液を撒き散らし、卑猥な音をさせて性欲をむさぼる。

「あんっ!ごめん…私…私すごく貪欲なのっ!だから毎日抱いてくれないと…あんっ!」

「詩織みたいなエッチな彼女を持つと大変だよっ…!」

「あああんっ!ごめんねっ!あんっ、はんっ!その代わり…たっぷり私の体も味わって!」

「もちろんそうするよ、詩織はエッチなだけでなくて綺麗で可愛いよっ!」

「うれしい!ありがとう…あんっ…もう…ダメェ!」

2回目にもかかわらず、詩織はロングヘアを振り乱し、先にエクスタシーを迎えてしまった。

「詩織、また先イッちゃって…俺まだイッてないから付き合ってもらうよ」

「ああ…もちろんよ…あなたが満足するまで中で出しつづけて…」

「はははっ、元気だな詩織は。よし、じゃあ今日はどっちかが気を失うまでヤッちゃおうか」

「いいわよ、私、負けないんだから…あんっ!早速なのねっ…!」

彼はエクスタシーを迎えたばかりの詩織の体をさらにむさぼるように腰を激しく動かす。

その日、生徒会室から淫質な声がしなくなったのは、夜中の10時を回った頃だったそうな。

 

 

(終)

あとがき:徳本さんからリクエストいただいた、藤崎詩織のえっちSSです。1のキャラクター書いたのはじめてだし、うまくいったかな…^^;;
ちょっとでも楽しんでもらえたらいいのですが・・・ここをこういう風にしたらもっと興奮できたのにな、とか言う意見もお待ちしています。
ご清読ありがとうございました。
ソースケ



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