大好きな二人に…
「花桜梨!」
「八重さん!」
誰もいない夕張りが差し込む教室で、二人の男の子が一人の女の子にそう声を張り上げた。
一人は、わりと童顔で優しそうな男の子。
もう一人は眼鏡をかけていて、鋭い瞳が印象的な男の子。
女の子は綺麗な顔をしていて、女子にしては背の高い子だった。
ちょっと癖のついたセミロングに、儚さを帯びた切れ長の瞳。
「花桜梨、俺のこと好きだって言ってくれたじゃないか?どういうことだよ!?」
「八重さん、俺とは遊びだったのか?うそつくの嫌いだって言ってて…」
「…ごめんなさい…ごめんなさいですむことじゃないけど…ごめんなさい…」
花桜梨はその瞳に涙をためて二人に深く深く頭を下げた。
「寂しかった私に…声かけてくれる人が二人もいたから・・・いけないって思ってても…二人のこと、ほんとに好きになっちゃって…」
「それが俺と純だったわけか」
童顔の男の子の言葉に、花桜梨はこくんと首だけ縦に動かした。
「八重さんっ!」
純と呼ばれた男の子はいきなり花桜梨のくちびるを奪った。
「んっ…!」
しばらく花桜梨のくちびるを味わって、純はようやく花桜梨を開放する。
「俺と八重さんはこういう仲なんだ。残念だがあきらめてくれ」
純は不敵そうに笑ってもう一人の男の子にそう言う。
しかし、そんな純の行動を今度は男の子がせせら笑った。
「はっ、それだけの美少女と恋人まで行っててキスまでとはいかにも純らしいな。俺と花桜梨は…」
その男の子は…いきなり花桜梨の制服の上から87センチという大きな胸を無遠慮にもみしだいた。
「あんっ…!こ…こんなところでやめて…」
「もちろん胸だけじゃないぜ。花桜梨は俺に処女をささげてくれたんだからな」
最後に乳首をピンとはじいてようやく巨乳から手を離す。
「…!?八重さん、俺としたときも処女だって言ってたよな…?」
純のその言葉にもう一人の男の子は愕然となった。
「ちょっと待てよ、花桜梨!?純とも関係してたのかよ!?いったいどう言うことだよ!?」
花桜梨はばつの悪そうな顔をして…。
「…女の子の処女膜って、一回ぐらいじゃ全部破けないんだ…それで…いけないってわかってたんだけど…がっかりさせたくなかったから…」
「そんな…で、どっちがほんとに処女を預けたほうなんだ?」
純のその言葉に思いきり目をつぶりながら花桜梨はもう一人の男の子のほうを指差した。
「花桜梨…ほらな、純。花桜梨の心を真に射止めていたのは俺だってということさ」
しかし純は…。
「う、うおおおおおおおっ!」
「きゃあ!!」
「なにすんだよ、純!?」
純は花桜梨を無理やり押し倒すと、なんと勃起したペニスをチャックから取り出し、無理やりそれを花桜梨の口の中に押し込んだ。
「んっっっっ!んぐ…っ!」
「八重さん、俺のペニスおいしいっていつもうれしそうにしゃぶってくれてたじゃないか!ザーメンだって苦いのが好きだからって…全部、うそだったのかよ!?」
「んぶっ…んぐっ…ん、ん、…」
純が乱暴に腰を動かすたびに、花桜梨は苦しそうな声をあげる。
「花桜梨!いつも純にそんなことしてやってたのか!?」
その痴態を見た男の子も、花桜梨の上の制服とスカートを剥ぎ取り…下着を脱がせてすらりとした美しい足を無理に開かせる。
「んんっ!」
「…純のしゃぶって興奮してるのかよ…もうとろりとしてる…くそおっ!」
花桜梨がしゃぶらされて濡らしているのを見て、男の子は無上の嫉妬の念に囚われる。
そしてペニスを取り出すと…前戯もなしにいきり立ったペニスを花桜梨にバックの姿勢でぶち込んだ。
「んんんんんんんっ!」
強烈ないきなりの快感が、花桜梨の全身を駆け巡る。
花桜梨は入れられてすぐになんと腰を動かし快感をむさぼろうとする…。
(ああっ…私…二人の好きな男の子にレイプされてすごく興奮してる…)
心でそう思うと、さらに花桜梨の性欲は刺激された。
(な…なんてはしたない女なの、私って…)
「うっ…もう出そうだ…八重さんっ、いつもみたいに全部飲んでおいしかったって言ってくれっ!」
先に花桜梨にしゃぶらせ(実は花桜梨も舌を使ってやっていた)腰を使っていた純は先に限界に達したようだ。
「んぐっ・・・んぐっ!んぐっ!んぐっ!」
純の腰の動きが速くなるに連れて、花桜梨の喘ぎ声も荒々しくなる。
「おおっ…出るっ!」
純はぶるぶると武者震いをして、思いきり花桜梨の可憐な口の中に射精してやった。
花桜梨はいつもの癖…というべきか、それを全部飲み干してしまった。
花桜梨が残り液も吸い出したのを確認してから、純は花桜梨の口からペニスを抜いた。
「ぷあっ!あんっ!そ…そんなに激しく突かないでぇっ!あん、はぁんっ!」
純のペニスから開放された花桜梨の口からは、快感の喘ぎ声しか聞こえてこない。
「ははっ、花桜梨は俺のペニスに夢中でおまえの精液の味なんか覚えてないらしいぜっ!」
男の子は勝ち誇ったように純に言い放つ。
「それなら…俺のペニスも花桜梨の体に覚えこませてやる!」
力比べなら、純のほうが圧倒的に強い。
バックで犯されている花桜梨を無理やり駅弁風の姿勢に持っていき、自分は花桜梨の背後に回ると…。
「なにすんだ、純!」
「あんっ!ちょ…ちょっとなにするのっ!あんっ、あんっ!」
二人の抗議もまったく無視して…。
「いくら八重さんでもこっちは処女だろう!?」
と純は花桜梨の菊門にペニスをあてがい、挿入しようとする。
「あああっ!やめて、そこは違うっ!」
「…純、アナルファックかよ…」
男の子はちょっとあきれたように純にそう言った。
止めようとしなかったのは、花桜梨を純と二人で楽しみたいという、不思議な感情がわきあがってきていたからだ。
「嘘をついた罰だ、こっちの処女ぐらい俺にささげてくれよっ!」
純は勢いよく花桜梨のアナルに一回射精してもまったく萎えている様子のないペニスを挿入した。
「かはっ…!」
未経験の感覚に、花桜梨は苦痛の悲鳴を上げた。
しかし、純は気にしない。
「痛いのは最初だけだ。いずれいつもエッチしてるときみたいに八重さんからお尻に入れてっておねだりするようになるっ!」
女の子赤面症だった純は、当然花桜梨しか女性経験がないし、アナルファックなんてもちろん初体験なのだが…。エッチ漫画や小説であるように純はそう言いきった。
…しかし、いずれなんてものではなかった。
純がアナルに入れてからすぐに花桜梨は、二人から見て左右に腰を動かし始めたのだから。
「あんっ!すごいっ!な、中で二人のおちんちんが擦れてっ…!お、お尻がこんなにもいいなんてっ!ほ、穂刈くん、もっと突いてぇっ!はぁん!イ、イッちゃいそうっ!」
その花桜梨の反応にレイプしているはずの二人があきれた。
あきれても花桜梨を犯すのは手を抜かない二人だったが。
「…もうアナルで感じてるようだね…」
「八重さんって、実は超淫乱…?」
そういう二人の視線が合い、にやりといやらしい笑みをかわし合う。
純は花桜梨の左胸を、男の子は花桜梨の右胸をもみしだき、ビンビンに起っている乳首をいじめはじめる。
「あんっ!ちょっと…そんなに激しく全部されると…ああんっ!」
「へへへっ、花桜梨は二人の男にマンコとケツと犯されて感じまくってるわけだね」
「しかも両方違う感覚で乳首責められて感じてるんだぜ。八重さんってそんな女の子だったんだ」
(ああっ…二人が私をエッチでスケベで淫乱な女だとけなして…)
しかし、それは花桜梨にとって…興奮してたまらない貶し言葉だった。
「あんっ!そうなのっ!ごめんなさい!…好きな、大好きな男の子二人に犯されて、私すごく感じてるのぉっ!」
「おいおい、犯されてるんじゃないだろう?」
「そうだ、八重さんがその大きなおっぱいと男好きする顔で俺達を誘惑したんだろ」
二人は意地悪そうな笑みを浮かべて、前後で花桜梨を突きまくる。
「はあんっ!そう、そうですっ!私は、花桜梨はいけないと…あんっ!思いつつも、大好きな男の子二人にシテもらいたくて誘惑したイケナイ女なのっ!ああっ、ほ、ほんとにイッちゃうっ!」
「イケナイ女がイキそうなのか!悪い洒落だぜ。おおっ…俺もイキそうだ。花桜梨、このまま中で出してやるからなっ!」
「俺は2回目だからもうちょっと付き合ってもらう。どうせ八重さん、一回ぐらいじゃ満足できないだろうし、ケツの穴でもイクんだぜ」
「ああっ!中で出しちゃうの…!?あんっ、いいわ!あなたの熱いのちょうだいっ!あ、あ、あ、イクッ!」
花桜梨は前後の淫穴にすさまじい快楽を覚えて、絶叫して果ててしまった。
「ちょっと我慢してくれたら一緒にイケたのに…うっ…出るっ!」
男の子は躊躇なく花桜梨の中にたっぷりとザーメンを注入した。
しかし、はじめての3Pで興奮している彼のペニスはそれぐらいでは満足しそうにない。
「おーい純。俺もアナルでやらせてくれよ。純も花桜梨の中で出してやりな」
「そうするか。じゃあ交代だな」
二人は駅弁スタイルのままペニスを抜いて、くるりと花桜梨を半回転させた。
「あんっ!」
「花桜梨もイッたところでちょうどよかった」
男の子は射精したばかりとは思えない張りのペニスをさっそく花桜梨のアナルにぶち込む。
ずぶぶぶぶぶぶっ!
「ひああああんっ!すごいのっ!」
「俺はじっくり八重さんのアナルで楽しんだからもうすぐイキそうだ…八重さん、俺のザーメンも八重さんの中にたっぷり注ぎ込んでやるからな」
純も花桜梨のピンクのいやらしい色した乳首を舌でもてあそびつつ、ビクンビクンと波打ったペニスを挿入させた。
「ああんっ!また擦れてるぅ!穂刈くん、あなたのザーメンもいっぱい欲しいのっ!」
「まったく花桜梨は仕方のないやつだなあ…ま、今日は休戦ということで楽しもうぜ、兄弟」
「そうだな…うっ、八重さん出すぞ。たっぷり俺のも味わってくれっ!」
「あんっ!いっぱい出して、私の中を大好きな二人の精子で満たしてぇっ!」
花桜梨のその言葉にいっそう興奮した純は、2回目とは思えないザーメンを花桜梨の中にぶちまけた。
「あんっ、あんっ!!もっと…もっとぉ!」
花桜梨は童顔の男の子にバックで突かれながら、純のペニスを舌と手で奉仕していた。
「ほ、穂刈くんのペニス…立派でおいしい…あんっ!ぺろっ…ぺろっ…」
まるでおいしい棒アイスを舐めるように、花桜梨は恍惚の表情で純のペニスを愛しそうに舐めまくる。
「おいおい、花桜梨のいやらしいオマンコに入れてやってる俺のペニスはどうなんだよ」
「気持ちいいにきまってるわ…あんっ!ああん、とめないでぇ…」
男の子は今まで激しく動かしていた腰をぴたりととめてしまった。
「じゃあ俺に向かって精一杯の言葉でおねだりするんだ」
「あんっ、お、お願い…あなたの素敵で大きなペニスで花桜梨を突きまくってっ!」
「それだけかよ、まあ花桜梨は淫乱だけど無口なほうだし…仕方ないなあ…」
男の子はわざとらしくため息をつくと、秘部からペニスを抜いて今度はアナルにぶち込んでしまった。
「あんっ!今度はお尻なのねっ、素敵ぃっ!」
「ほら八重さん。気持ちいいのはわかるけど俺のもしっかり奉仕してくれ」
「ご、ごめんなさい…あああんっ!ぺろ…ちゅぱっ・・」
「口も後ろもふさがれて大満足ってもんだよな、花桜梨。しかしいつまでこんな関係続けるかな〜…」
腰を動かしながら男の子はちょっと憂鬱そうな顔をした。
「卒業まででいいんじゃないか?卒業式の日に八重さんから告白されたほうの勝ち。それからは一切負けたほうは八重さんに手出ししないってことで」
純の言葉に花桜梨は思わず反応してしまった。
「ああんっ!ふ、二人に愛してもらえるの…卒業するまでなのぉ…?」
花桜梨のその衝撃的な言葉に、二人の腰は動いていたが、しばらく開いた口がふさがらなかった。
(終)