文化祭の合間に・・・

〜秘密の密会を楽しもう(前編)〜

 

今日は文化祭だ。一ヶ月も前からこの日の為にいろんな準備をしてきたのだが、その成果がいよいよ本日発表されるワケだ。

俺のクラスは花桜梨の提案が元で喫茶店をする事になっていた。

店のメニューを考えたり・・・店の装飾はどうするか・・・?宣伝はどこを中心に回るか・・・?雑用は誰がやるのか・・・?

ウェイトレスは誰が担当して調理の方は誰が担当するかなど・・・皆でいろいろと話し合って決めていたのだが・・・。

実際、当日になって俺は度肝を抜く事になってしまった。

 

「いらっしゃいませ〜。」

教室に入った途端に可愛くて明るい声が俺の耳に入ってきた。声のした方を何気無く見てみると、そこには・・・。

「あ・・・、見られちゃった・・・。」

「!!」

・・・・花桜梨・・・だよな・・・?何でまたメイドさんの格好を・・・?

「あの・・・ちょっと来て・・・。」

「あ、花桜梨・・・。」

俺がぽかんと口を開けて間抜けな顔をしていると、彼女はちょっと不安そうな表情になって急々と俺の手を引いて屋上へ引っ張っていった。

文化祭中の屋上には案の定、誰もいなかった。校内がいろいろな模擬店で賑わっているのに、わざわざこんな所に来る者はいないはずだ。

「花桜梨、一体どうしたの・・・?まだ店の方が賑わっているし、戻らないといけないんじゃ・・・。」

「う、うん・・・。その前にあなたには聞いておきたくて・・・・。」

・・・俺に聞きたい事?何だろう・・・。

「あの・・・、私みたいな背の高い娘がこんな格好するなんて変じゃないかな・・・?」

「えっ?」

「やっぱり・・・変だよね・・・。みんなから人手が足りないから手伝ってって言われたから断れなくて・・・。でも、変だったら私・・・。」

「ま、まさか!そんな事無いよ!すっごく似合っているし、滅茶苦茶可愛いよ!」

「本当に・・・?」

「本当さ!どこから見たってバッチリ似合っているし、文句の付け所が無いよ!店が繁盛しているのは花桜梨のおかげだと思うよ、うん!」

我ながらべた褒めだなぁ・・・なんて思いながらも、正直俺は彼女のメイドコスプレにメロメロになっていた。

男としてこんなに可愛いメイドさんに接客して貰えるのなら、何時間でも店に居座ってしまいそうだ。

黒いドレス風の衣装に純白のエプロン・・・それに合わせるようなフリル付きのカチューシャ・・・どうしてここまで似合うのだろうか?

そう言えば、店にいた客の大半が男子生徒でみんな花桜梨の事ばっか見ていたような気がする。

「そんなに誉められると・・・何だか恥ずかしい・・・。けど、あなたにそう言ってもらえるのが何よりも嬉しいよ・・・。」

「いや、本当に可愛いよ。お世辞抜きで。」

はにかんだ笑みを浮かべている花桜梨を見て、俺は思わず『本当に』の所で力を込めて断言してしまった。

すると、花桜梨は思わぬことを言い出してきた。しかも、頬を真っ赤にして・・・だ。

「・・・・そこまで言ってくれるなら、何かお礼をしなきゃね・・・。」

「お、お礼・・・?」

思わず声がうわずってしまう。

そりゃ、今までに何度かえっちもしたことがある彼女が赤面しながらお礼をすると言うのだから、邪な考えが浮かんでしまうのも無理は無い。

「うん・・・。まだお店は開店したばかりだし、私がお店に立ったのもあなたが来たほんの少し前なの。だから、まだ接客はしていないんだ・・・。」

「そ、それで・・・?」

「だから・・・最初のお客さんはあなたがいいかなって思って・・・。」

そこまで言うと、花桜梨はおずおずと俺の足元にしゃがみ込んでズボンのファスナーを下ろし始めた。

「か、花桜梨・・・!?」

「・・・・最初のお客さん・・・あなただけには特別にサービスしてあげるつもりだったの・・・。」

・・・おいおい、サービスって・・・・まさか・・・!?

花桜梨の言葉に俺に股間が疼き出す。制服のズボンとトランクスの下でムクムクと俺の一部が大膨張を始めてしまった。

俺のモノが大きくなっていくのを見た彼女は嬉しそうな表情で俺を見上げてこう続ける。勿論、その手はズボンを降ろしてトランクスへとかかっている。

「・・・・ここ一ヶ月間、ずっと文化祭の用意とか雑用で大変だったでしょう?それに、あなたの誕生日にえっちしてからは全然していないし・・・。」

確かに花桜梨の言う通り、この一ヶ月間は全然彼女とそう言う事はしていなかった。毎日部活と準備に忙殺されてそれどころじゃなかったからだ。

夜中にベッドで横になっていると、俺の誕生日に激しく愛し合った時の情景が思い浮かんできて一晩中悶々と過ごした日もあった。

だから、思い切って花桜梨にえっちがしたいって言えば彼女だってきっと応じてくれたかもしれない・・・けど・・・。

花桜梨も俺と同じ条件なのだ。バレー部の練習に励みながら、文化祭の準備を一生懸命にやっていた。

ここで俺が弱音を吐いたら彼女に対してみっともない様な気がして言い出せなかったのだ。

「で、でも・・・、その格好じゃ・・・。それに、人が来るかも・・・うっ!」

何とか自制心を保とうとして搾り出した俺の言葉が、股間への強烈な刺激で寸断された。

「・・・ほら、ここもこんなに大きくなってるし・・・ね?一ヵ月間頑張ったご褒美とお礼って事で・・・気持ちよくしてあげる・・・。」

花桜梨は俺の足元にしゃがみこんだまま、完全に勃起してしまったペニスを繊細な手で優しく弄り始めた。

しこしこと上下にしごいたり、軽く手で握ったり・・・。

「花桜梨っ・・・!俺、全然していないから・・・!」

「ふふ・・・、あんまり刺激したら出ちゃうかな?・・・じゃあ、お口でしてあげるね・・・。」

にっこりと微笑みながら、花桜梨は俺のペニスの先端を口に含んだ。いきなり全てを含まずに、少しずつ口へ含んできた。

・・・ちゅっ、ちゅぷっ、ぴちゃっ・・・。

焦らすようなやり方に俺は我慢が出来なくなって花桜梨に頼んだ。

「花桜梨・・・!焦らさないで早くっ・・・!頼むから・・・!」

「あは・・・、そんなに我慢出来ないの?しょうがないなぁ・・・。」

俺の必死の訴えに、花桜梨は悪戯っぽく笑いながらも要求通りに俺のペニスをすっぽりと咥えてくれた。

柔らかくて暖かい彼女の舌が敏感な部分を探り当て這い回る度に、俺は何度も射精感に襲われて必死になって耐えまくった。

「ふぅ・・・ん・・・んんっ・・・。ひもひいい・・・・?」

ペニスを咥えたままで、鼻にかかった声で花桜梨が訊ねてきた。

「凄く気持ちいいよ・・・。・・・・花桜梨ってえっちする度にどんどん上手になっていくよね。」

「あなはが・・・よろほんえくれふはら・・・はよ・・・。」

あなたが喜んでくれるからだよ・・・と、言っているのだろう。俺は花桜梨の奉仕を堪能しながら、ここまで言ってくれる彼女が愛しくてたまらなかった。

その後、花桜梨は俺自身をしばらく舌で舐め回していたが、一旦口を離してほっとため息を吐いた。

「はぁ・・・、こんな格好で・・・えっちなことしているなんて・・・・、みんなが知ったらどう思うかな・・・?」

「きっと大騒ぎになるだろうね。もちろん、大騒ぎなんてものじゃ済まないかもしれないけどね。」

「・・・何だかドキドキしてきちゃった・・・・。ねぇ、ここで入れてほしいなぁ・・・。」

勿論依存があるはずが無かったが、散々口で刺激されているのだからこのまま彼女に挿入してもすぐにイッてしまうだろう。

一度しっかり出さないと、彼女の中で一分ともちそうもなかった。

「こっちも入れたいけど・・・・ゴメン、俺もうイキそうなんだ・・・。一回出したら頑張れそうなんだけど・・・。」

「じゃあ、一度出しちゃってもいいよ。一回出してすっきりしてから入れてくれればいいから・・・。」

そう言って、花桜梨は再び俺のペニスを端正な口に含んでせっせと奉仕を再会した。

顔を前後に動かして、ちゅうちゅうとペニスを吸いたてたり、舌でれろれろと裏筋から亀頭に割れ目までをなぞったり・・・。

唾液を舌に含ませてペニスの周囲をねっとりとしゃぶったり・・・。

暖かくて柔らかい舌の感触に、俺のペニスはますますはちきれんばかりに膨れ上がった。

俺はえっちなメイドさんの舌使いによって完全に快感の波に翻弄されまくっていた。

・・・・・あ、ああ・・・!めちゃくちゃ気持ちいい・・・。花桜梨のフェラって本当に上手いよなぁ・・・。メイドさんの格好をしているのがまた・・・。

先ほどよりも吸い込みが激しくて舌使いも強烈になっている。俺に早く射精させてから、すぐに第二ラウンドに持っていきたいのだろう。

既にペニスの先端からは先走り汁が出まくっているし、自分でも限界が近い事がはっきりと分かっていた。

「うふふ・・・、少し出ちゃっているよ・・・。残りも早く出してね。」

・・・ちゅっ・・・ちゅっ、れろっ、ちゅぷっ・・・くちゅっ・・・。

花桜梨の舌が今まで以上の速さと勢いで俺のペニスを蹂躙する。俺の射精を促すべく、花桜梨はどんどん口の動きを激しく・・・いやらしくしていく。

・・・・うっ!も、もう・・・駄目だ・・・!

「花桜梨っ!俺・・・もう出そうだ・・・!外に出すから口を離して・・・!」

俺は咄嗟に腰を引いて彼女の口からペニスを引き抜いた。ぶるっと大きく弾みをつけながら射精直前のペニスが外に飛び出す。

「あん・・・!ダメ・・・!外に出すなんてもったいないよ。私の口の中に出して・・・。」

「で、でも・・・!」

「いいから出して・・・!全部飲んであげる・・・。」

彼女は口の外に逃げたペニスをすぐに右手で捕まえると、驚くほど素早く口の中へと導いた。

その瞬間・・・。

「花桜梨・・・!で、出るっ・・・!」

どくっ、どくっ、どびゅ、どぴゅっ!

既に限界に達していた俺は花桜梨の口内に亀頭が咥え込まれた瞬間、一ヶ月間溜まりに溜まっていたものを一気に放出していた。

一度出始めたらもう止められない。花桜梨の口の中一杯に俺の欲情の証が放たれていく。

・・・・ううっ、花桜梨の口の中に・・・俺のが・・・。

「んっ・・・んむっ・・・んんっ・・・!」

だが、花桜梨は嫌な顔一つしないで・・・むしろ恍惚とした表情で射精の迸りを受け止めてくれた。

舌を上手に使って、口内へ次々に出される精液を出る傍から絡め取っているようだ。

・・・花桜梨って、舌使いが本当に上手いよなぁ・・・。

ごくっ、ごくん・・・。

俺の射精が終わってからしばらくして、彼女の白い喉が二回ほど鳴る。余りの多さに一度じゃ飲み干せなかったみたいだ。

「・・・んっ・・はぁ・・・。凄い・・・、こんなにたくさん出るなんて・・・。」

「ごめん、苦しかったよね・・・?」

「いいよ、それだけあなたが感じてくれたって事だし・・・。それに、あなたのなら・・・多くても嫌じゃないから・・・。」

・・・・ここまで言ってくれる娘は絶対に花桜梨だけだろうなぁ・・・。

じーんとしながら、俺は自然と彼女にお礼を言っていた。

「・・・・ありがとう、花桜梨・・・。」

「いいの、気にしないで。それよりも・・・まだ残ってるでしょ?残った分も全部吸い取ってあげるね。」

「あっ、花桜梨・・・!」

俺が何か言う前に花桜梨はまだ元気な俺自身を口に咥えると、見事な口使いを再び堪能させてくれた。

・・・ちゅっ、ちゅぱっ・・・れろっ、ちゅるっ・・・。

先端の割れ目を舌でつんつんとつつきながら、時折唇をきゅっとすぼめる。唇をすぼめると同時にペニスを勢いよく吸い立てる事も忘れない。

それを何回も繰り返して、ペニスに残った精液を丹念に吸い出していく。

花桜梨扮するメイドさんのえっちな特別サービスは俺を充分に満足させてくれるだけの内容を持っていた。

・・・こんなに可愛いメイドさんに口でしてもらった挙句、最後はそのまま飲んでもらえるなんて最高に幸せだよなぁ・・・。

「・・・・んっ、はぁ・・・。おいしかったよ・・・。・・・ねぇ、今度はこの中に出して・・・。」

花桜梨はペニスに残っていた精液を舌で味わうようにしてから飲み干すと、今度は立ち上がって白いパンティーをするりと脱ぎ去った。

そして、脱いだパンティーを床に落とすと事故防止用のフェンスの金網に掴まって、形の良い大きなお尻を俺の方へと向けた。

・・・これは間違い無く・・・。

「ねぇ・・・、早く入れて・・・。・・もう・・・私・・・・駄目・・・。」

花桜梨のエロチックなおねだりに俺のペニスもすぐに元気よくそそり立つ。そそり立つ・・・と言うか、全然勢いが衰えないと言った感じだが・・・。

ごくりと生唾を飲みながら、俺は花桜梨のエプロンドレスのスカートをめくり上げた。

見ると、彼女のそこは驚くほどぐっしょりと濡れてしまっていた。透明に光る愛液がどんどん溢れ出して、既に太腿にまで流れ始めている。

・・・・うわ、もうびしょ濡れだ・・・。

「花桜梨・・・もうぐちょぐちょになっているよ。ほら・・・こんなに・・・。」

指で一番濡れている所をくちゅくちゅと弄くると、花桜梨は身体をびくっと震わせながらも必死で膝が崩れ落ちそうになるのを耐えた。

「あっ・・ああっ!そこ・・・もう我慢出来ないの・・・!指はいいから・・・早く・・・!」

「早く・・・何?」

「あなたのを・・・入れて欲しい・・・!」

目を潤ませて哀願する花桜梨の表情にぐっときたが、俺はあえてすぐには入れずに彼女を焦らす。フェラの最初に焦らされたお返しだ。

クリトリスを指で軽く擦ったり膣口に指を深く・・・浅く挿入して内部をいじったりと、敏感な部分に刺激を続けた。

ぐちゅ、ぐちゅ・・・、ずちゅっ、ぬちゅちゅ・・・

「あんっ!・・・・はあ・・・っ!だ、だめぇ・・・、そんなに弄ったら・・・やん!あっ・・・あっ・・・!・・・あぁん!おかしくなっちゃう・・・!」

指を抜き差ししているうちに何時の間にかポタポタと花桜梨の愛液が滴り落ちて、屋上の床に透明の輪を作り始めていた。

メイドさんの格好で淫らに喘ぐ花桜梨の姿は、この上無いくらいにエロチックで・・・そして可愛らしく思えてならない。

「俺の何を入れて欲しいのかな?」

「意地悪なこと・・・言わないで・・・っ!あん!・・・そこ・・感じちゃう・・・!やん・・・っ!いいっ!」

「ほら・・・指だけじゃ我慢できないんでしょ?こんなに濡れて・・・本当にえっちなメイドさんだなぁ。」

ちゅぷっ!にゅぷぷぷ・・・

「ひあっ・・・!んあ・・・っ・・・!はああっ・・・ん!」

俺が指を奥深く挿入すると、花桜梨は堪らず大きな声で喘ぎ始めた。このままでは下にまで聞こえそうな勢いだ。

左手でエプロンドレスの上から柔らかい乳房を揉みつつ、右手で彼女のあそこをぐちゅぐちゅと音を立てて弄くりながらその耳元に囁いた。

「花桜梨、小さい声でもいいからちゃんと何を入れて欲しいのか言ってごらん。ちゃんと言ったら・・・。」

「あ・・・はぁ・・・っ・・・!もっと・・・おっぱいを・・・・苛めて・・・っ!・・・あん!・・はぁんっ・・・!い、言ったら・・・?」

花桜梨の言葉に俺は乳房を揉む手に力を少し入れながら、無言で自分のモノを彼女の膣口にあてがってその周りをくちゅくちゅと擦った。

左手一杯に広がる彼女の胸の質感と柔らかさ・・・そして、亀頭に伝わる花桜梨の温もりと愛液のぬるぬる感がたまらなく心地いい。

俺も花桜梨もここが学校の屋上だと言う事など、すっかり忘れてしまっていた。

「ああんっ・・・!お願い・・・・!ちゃんと入れてぇ・・・!何でも言うから・・・!」

「じゃあ、何を入れて欲しいのか言ってみてごらん。」

「あんっ・・・!あなたの・・・おちんちんを・・・私の・・・中に入れて・・・下さい・・・!」

何故か敬語になっているが、この際それは置いとく事にする。

むしろメイドさんのコスプレをしているのだから、そっちの方がピッタリかもしれない。

・・・・よ〜し、行くぞ・・・!

花桜梨の言葉に満足した俺は、大きなお尻を掴んで狙いを定めると一気に彼女の膣内へと挿入しようとした・・・・が!

今まさに亀頭が彼女の膣に入ろうとした瞬間に、屋上への階段を誰かが登ってくる音が聞こえてきた。

・・・!!だ、誰か来る!

足音を耳にした瞬間、俺はここが学校だという事を思い出した。

花桜梨とえっち(これからやろうと)していた場所が、校舎内と屋上をつなぐ階段の近くで本当に助かったと心底ほっとしたのは言うまでもない。

「か、花桜梨!人が来たみたいだ!」

「え・・・なに・・・?」

俺は大急ぎで花桜梨に人が来た事を言うと、半分ぼーっとしている彼女に体裁を取り繕わせて自分も大急ぎでズボンとトランクスを穿いた。

そして、床に落ちている花桜梨のパンティーを拾うと咄嗟に自分の上着のポケットにねじ込んだ。

「八重さん!八重さんはいる!?」

・・・・この声は・・・華澄さん・・・!?

ドアを開けて屋上に現れたのは、俺の予想通り担任の華澄さんだった。

「あっ、二人ともやっぱりこんな所でサボっていたのね!人手が足りないって、みんな大慌てになっているわよ。」

「す、すいません・・・!ちょっと休憩していたもので・・・。」

俺は顔と身体が火照ってしまい、まだまともに喋れない花桜梨の代わりに謝罪すると華澄さんに頭を深々と下げた。

「ほら、二人とも急いで教室に戻って!お客さんが一杯来て大変なのよ。」

「は、はい!・・・か、花桜梨・・・行こう!」

「・・・あ・・?・・・うん・・・。」

「・・・・?」

俺は華澄さんに何か言われないうちに、まだぼーっとしたままでいる花桜梨の手を引っ張って屋上を後にした。

屋上から教室に戻る途中で、俺は花桜梨の顔をちらりと横目で見てみた。その顔はお世辞にも満足気とは思えなかった。

中途半端な所で・・・しかも、いよいよこれからという所でおあずけを喰らったものだから、かなり・・・いや、相当不満そうな表情をしている。

・・・こりゃ、あとでしっかりと埋め合わせをしなきゃまずいだろうな・・・。でも、残念っていったら残念だよなぁ・・・。

そんな事を考えながら階段を降りていると、花桜梨が俺の顔を見てこう囁いてきた。

「・・・私の出番が終わったら・・・学校のどこか人が来ない所で続きをしようね。」

「あ・・・、うん。」

俺が彼女の言葉に頷くと、少しほっとした表情をしてからこう付け足した。

「・・・それと・・・後夜祭が終わったら私の家に来て・・・。今夜、お母さん帰ってこないから・・・。」

・・・本日・・・文化祭終了後に、もう一つやらなければいけない仕事が増えたみたいだ・・・。とにかく、頑張るしかないな・・・。

何とか教室に戻ると匠からは文句を言われてしまい、溜まっていた仕事を大量に押し付けられてしまった。

花桜梨はと言うと・・・。

屋上で散々俺のモノをフェラしたり、涙目でおねだりしてきた時のえっちな雰囲気はどこへやら、教室に戻ってからはてきぱきと接客をこなしていた。

やはり、彼女の体力と言うか精神力は凄いとしか言い様が無いみたいだ・・・。そう言うところは俺も見習わないといけないのかもしれない。

だが、せっせと接客をしている彼女は・・・現在ノーパンだ。あのエプロンドレスのスカートの下には何も穿いていないのだ。

俺だけがその事を知っているので、彼女のスカートにどうしても視線が向いてしまう。

彼女が穿いていたモノは今、俺の制服のポケットの中にあるワケだが・・・・。絶対に他人に知られる訳にはいかないだろう。

制服のポケットに女性の下着を隠していたなんて、バレたら学校から俺の居場所が消えてしまうのは120%確実だ。

・・・・花桜梨、気付いているよな・・・?でも、まったくそんな素振りは見せないし・・・。後で返せばいいのかな・・・。

教室の隅でいつ下着を返すか考えていると、花桜梨が俺に笑顔で話し掛けてきた。

「どうしたの?真剣な顔で考え込んじゃって。・・・そんなに心配しないでも、この後にちゃんとえっちできる時間はあるから大丈夫だよ。」

「か、花桜梨!!」

「あはは、赤くなってる!」

小声で花桜梨にからかわれてしまい、少々赤面しながら俺も小声でこう尋ねてみた。

「あのさ・・・、さっき上で下着を脱ぎっぱなしだったから・・・その・・・持って来たんだけど・・・。何時渡せばいいかな・・・?」

「・・・あっ!!・・・・私ったら・・・恥ずかしい・・・。何かさっきからスースーすると思ったんだけど・・・。」

どうやら今まで本当に気が付いて・・・・と言うか、忘れてしまっていたみたいだ。

・・・俺が言わなかったら、最後まで気付かなかったかもしれないなぁ・・・。言わない方が面白かったかも・・・。

「えっ・・・!?ひょっとして・・・・今まで気がついていなかったの・・・?」

「うん・・・、忘れてた・・・。・・・・後でえっちする時に受け取るね。今、ちょっと出られないから・・・。それまであなたに預けておく・・・。」

「わ、分かったよ。」

・・・・・随分と大胆かつ、危ない預かり物だなぁ・・・。花桜梨って結構・・・いや、かなり度胸があるんだろうな・・・。

こうして俺と花桜梨が屋上でしていた事は誰にもバレること無く(かなり危なかったが)、喫茶店(実はノーパン喫茶)は順調に繁盛するのだった。

ちなみに、花桜梨のエプロンドレスの衣装がミニスカートじゃなかった事を心から安心した者は男の中で俺だけだと断言出来る。

他の娘だったらアレだけど・・・自分の好きな娘がその他大勢の前で大胆な格好をするとなると・・・・やっぱり複雑だ・・・。

【後編に続く】


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