愛の形・・・

時には優しく・・・時には激しく・・・

【Episode2・Exercise】

 

その日、俺は花桜梨と一緒に中央公園へデートに来ていた。

誘ったのは・・・珍しく花桜梨の方だった。いつもは俺が彼女をデートに誘う事がほとんどなのだが、今日は特別だったらしい。

この前は土曜・日曜日と学校が休みだった為に、親が旅行でいないのをいい事に俺たちは一日中飽きもせずに愛し合っていた。

 

「ねぇ、最近涼しくなってきたよね。」

「そうだね、もう10月だし・・・秋らしくなってきたんじゃないかな。」

「そっか・・・。確かにもうすぐ冬になるぞっていう、風の中にちょっともの悲しくなるような秋の匂いがするものね・・・。」

「花桜梨は自然を感じる力が強いからなぁ。俺は鈍い方だけど。」

 

ふふ・・・と僅かに笑ったかと思うと、花桜梨は俺の腕を自分のそれに絡ませる。そして、自分の身体をぴったりと寄せてきた。

花桜梨は淡い桜色のジャケットの下に、ワインレッドのブラウスといったスタイリッシュな服装をしている。

一・二年生の頃は地味で動きやすい格好しかしていなかったのだが、三年生になってからは性格と同時に服装なども明るくなった。

俺も余りの変貌振りに、最初は少々戸惑ってしまったくらいだ。

俺の前では花桜梨本来の姿を見せてくれているのだから、男としてはやっぱり嬉しい訳だが・・・。

ただ、まだ完全に他人を信用出きる訳ではなく、クラスメートの一部やバレー部の仲間とは話が出来ても、それ以外はまだ・・・。

・・・・そこを、俺が上手く花桜梨と他の連中が上手く行くように橋渡しをしてあげないとな・・・!

密かに気合を入れていると、花桜梨が不思議そうな顔で話し掛けてきた。

 

「??何を考えているの・・・?」

「!・・・あ、いや・・・何でも無いよ。それより・・・これから、花桜梨の家に行ってもいいかな?」

「えっ!?きょ、今日・・・?これから?」

「うん、確か・・・今日って親御さんは仕事で帰らないんだよね?」

「そうだけど・・・。」

 

俺の提案に花桜梨は何故か表情を曇らせる。何か言いにくい都合でもあるのだろうか?

 

「何か都合でもあるの?」

「ううん・・・。都合が悪いって訳じゃないんだけど・・・・。」

「あ、嫌だったら別にいいんだよ。部屋に入られたくないのって、何となく分かるから。」

 

俺がその台詞を言った瞬間、花桜梨の表情が変わった。

まるで、自分のせいで俺が気を悪くしてしまったかのように申し訳無さそうにして誤ってきた。

 

「ごめんなさい、そんなつもりじゃないの。ただ・・・私の部屋には・・・。」

「部屋には?」

「・・・・ううん、何でも無い。行きましょう・・・。」

 

花桜梨は覚悟を決めたかのように、俺の腕を引いて歩き始めた。

何処となく身体が強張っているようだが・・・。

「あの・・・それじゃあ、入って・・・。」

「お邪魔しまーす。」

 

玄関をくぐって、すぐ横に見えるドアが花桜梨の部屋への入り口だ。

以前、誕生日プレゼントを渡そうと思って訪れた時に初めて彼女の部屋に通された。そこで俺と花桜梨は初めて結ばれた。

・・・まあ、その場の雰囲気と言うか、半分は勢いで花桜梨を抱いてしまったのだ。

花桜梨も特に嫌がる様子は無かったし、結果オーライと言えばそれまでだが・・・今考えると、随分と勢い任せな事をしたものだと思う。

その時以来、花桜梨の部屋に入った事はなかった。俺の部屋には何度か招いて親の目を盗んで何度かヤッたのだが・・・。

 

「(花桜梨の部屋に入るのは久し振りだな・・・。)」

「・・・・・。」

「・・・あっ!」

 

ドアを開けて花桜梨の部屋に入った・・・・と、すぐに目に入ったものに俺は見入ってしまった。

彼女のベッドの布団は大きくめくれ上がっており、シーツも乱れている。

しかも、床の上には彼女が使ったと思われるバイブレーターが・・・。一体、どうやって購入したのだろうか?

 

「か、花桜梨・・・これって・・・・。」

「・・・・実は・・・デートに来る前に・・・その・・・どうしても我慢出来なくて・・・。」

「欲求不満だったから、一度自分で済ませてきた・・・と、そう言う事?」

「うん・・・。」

 

顔を真っ赤にしてこくんと頷く花桜梨。

・・・なるほど、一人えっちに浸りすぎて時間に遅れそうになったんだな・・・。だから片付けもしないで・・・。

彼女が俺を部屋に入れるのを躊躇した理由が分かり、俺の中にむらむらと下心が湧き上がってくる。

床に転がっているバイブレーターを拾うと、花桜梨の前でわざとらしくこう言い放った。

 

「へぇ〜、花桜梨ってこう言うのを持っていたんだ。顔に似合わず、案外凄いんだなぁ。」

「・・・・。」

「どうやって買ったの?直接、店に行って『これ下さい。』って言ったのかな?」

「そ、それは・・・・。そ、そんな事・・・訊かないで・・・。」

「だって、まさか花桜梨がこんなものを持っているなんて知らなかったからさ。家でよく一人でする時はコレを使うんだろ?」

「そんな・・・。」

 

俺は意地悪い質問をしつつ、赤面して俯いている花桜梨に近づくとそのまま乱れたベッドの上に押し倒した。

 

「きゃっ!」

「ほら・・・、どういう風にするのか俺の前でやって見せてよ。」

「なっ・・・、そんな事出来ないよ・・・。」

「どうして?」

「だって・・・恥ずかしい・・・。」

「じゃあ、こうしよう。花桜梨さんは、男が一人でするのは見た事無いだろ?君が見せてくれたら俺も見せてあげるよ。」

「・・・・。」

 

花桜梨はちょっと悩んでいるみたいだ。もう一押しといったところか?しかし、その一押しの方法が思い浮かばない。

じれったくなってなった俺は、とうとう最終手段に打って出る事にした。

・・・よし、こうなったら実力行使だ・・・!

ちょっと強引かとも思ったが、俺は花桜梨のブラウスのボタンを次々と外して一気に剥ぎ取った。

 

「さあ!花桜梨のオナニーを見せてもらうよ!いや、むしろ見せてくれ!」

「やあっ!だめえっ!!・・・っ!い、嫌っ!止めてえっ!・・・あっ!」

「花桜梨、乳首立ってるよ。嫌とか言いながら、こんなに感じてるのは何でかなあ?」

「ひあっ!そ、そんなに・・・苛めないで・・・っ!」

「ここはどうかな?」

「・・・あんっ!」

 

ブラジャーの上からでも花桜梨の乳首がつんと尖っているのが触った感触で分かった。

更にスカートを無理矢理脱がせるとパンティーの中に手を突っ込んだ。茂みをかき分けて、割れ目に指を差し入れると・・・。

ぐちゅっ・・・

卑猥な音が聞こえた。そして、指先に伝わる愛液で濡れた感触。間違い無く、花桜梨のその部分はぐっしょりと濡れていた。

 

「口では嫌がっているのに、こっちのお口はいやらしくよだれを垂らしているよ。上の口は嘘吐きで、下の口のが正直みたいだね。」

「わ、わた・・し・・・嘘なんか・・・。」

「じゃあ、これはどう言うことなんだろうね?」

ずちょっ・・・ずちゅ、ぐちゅちゅっ・・・

「!!ひうっ!・・・あ・・ああ・・・!」

 

指を花桜梨の秘部に挿入してずぶずぶと弄繰り回す。すると、指の動きに合わせるかのように花桜梨はひくひくと身体を震わせ始めた。

何だかんだ言っても、快感に耐え切れずに反応してしまっているみたいだ。

・・・さあて、お次は・・・っと。

右手で花桜梨の秘部を責めつつ、左手で彼女のブラジャーをするりと取り払った。

剥き出しになった乳房を弄ぶようにして揉みしだく。むにむにと手の中で形を変える様子がいやらしかった。

もちろん、ピンク色の可愛い乳首も苛めることも忘れない。

 

「はぁ・・・あぁ・・・ん・・・。」

「花桜梨のここ、こんなに尖っちゃってる。そんなに気持ちいいんだ。」

「あっ・・・ふあぁ・・・っ!き・・気持ちいい・・・。」

 

何時の間にか、花桜梨は抵抗するのも忘れて胸と秘部から伝わる快感に身を委ねてしまっている。

気持ち良さそうに綺麗な目をとろんとさせて、官能的で甘い吐息を漏らす。

・・・・そろそろ、頃合かな・・・?

 

「・・・・はい、続きは自分でするんだ。」

「・・・そんな・・・。ねぇ・・・して・・・?」

「駄目だよ。自分で気持ち良くなりたいなら、自分で弄くるんだね。」

「意地悪・・・。」

「ほら、文句を言う暇があったら指を使わないと!」

 

俺はじれったそうに身をよじる花桜梨の手を掴むと、そのまま秘部に導いてやった。

 

「もう・・・、ここまでしておいて・・・ずるいよ・・・。」

「じゃあ、俺がその大きなおっぱいを苛めてあげるから。」

 

まだ文句を言う花桜梨を納得(?)させるべく、俺は花桜梨の右の乳房を揉みながら左の乳房を舌で責め始めた。

ぺろぺろと可愛い乳首を舐めたり、ちゅうちゅうと吸いたてたり・・・。

俺は夢中で花桜梨の胸を味わった。

すると、喘ぎつつも花桜梨は自分で指を動かし始める。

 

「あん!はあぁ・・・そんなに吸ったら・・・やん!気持ち良くなり過ぎちゃうよぉ・・・!」

「(・・・・そうだ!アレも使おう!)」

 

俺はバイブの事を思い出して、床に転がっているバイブを拾い上げた。

・・・・花桜梨は普段、一人でする時はコレを使っているのか・・・・。

花桜梨が自室で一人オナニーに励んでいる情景を思い浮かべて俺はほくそえんだ。

漫画やAVで見た事はあったが、実際に実物を見るのはこれが初めてだった。早速、スイッチを入れてみる。

ぶぅぅぅんという音とともに、その卑猥な玩具が動き出す。

・・・・へぇ、確かにこれなら花桜梨も満足するよな・・・。

一旦スイッチを切ってから俺は花桜梨に見せるようにしてそれを差し出した。

 

「花桜梨、指だけじゃ物足りないだろ?コレを使いなよ。」

「・・・それは・・・。」

「花桜梨愛用のバイブだよ。いつも自分でやってるみたいに入れて見せてよ。」

「・・あ・・・私の・・・?うん・・・・。」

 

虚ろな目でバイブを見つめる花桜梨は、まるで吸い寄せられるようにしてそれを俺の手から受け取った。

もはや羞恥心など消えてしまったみたいに素直な返事をして、それを自ら秘部にあてがう。

つぷ・・・ずぷぷぷ・・・

 

「あっ・・・あぁ・・・ん・・・。」

 

バイブがゆっくりと花桜梨の中に入っていく。それと同時に花桜梨の顔が快感に歪んだ。

熱い吐息を漏らしつつ、右手のバイブを更に深く沈めていく。そして、それを自らの手でじゅぶじゅぶと濡れた秘部に出し入れする。

自らの中にバイブを入れて喘ぎながら、花桜梨はうっとりとした目で俺に訊いてきた。

 

「はあっ・・・・あん!ふあぁ・・・気持ちいいのぉ・・・。ねぇ・・見てる・・・?」

「ああ、見てるよ。花桜梨のあそこ、すごく濡れてる・・・。」

「わた・・し・・・あなたに見られて・・・感じてるの・・・・。いやらしい女だって・・思う・・・?」

「そうだね、君はいやらしい子だ。だから・・・こうしてやる。」

ぶううぅぅぅん・・・

「あっ!ああぁぁ・・・ん!」

 

俺は花桜梨の中に挿入されたバイブのスイッチを入れた。最初からいきなり最大の所にスイッチをあわせる。

バイブの振動が花桜梨に強烈な快感を与えているらしく、花桜梨は髪を振り乱して喘ぎ・・・と言うよりも悶え始めだした。

顔を赤くして悶える花桜梨の姿を見ていると俺も興奮してしまう。既に股間のモノはびんびんにいきり立っていた。

・・・・他にはバイブは無いのかな・・・?

そう思った俺は花桜梨のベッドの下をごそごそと探ってみた。

すると・・・・。

 

「おっ!あったあった!予感的中だ!」

「・・・・そ、それは・・・!」

「・・・・あれ?これって・・・花桜梨が今使っている奴とは大きさが違うみたいだけど・・・。」

「・・・・・。」

 

ベッドの下から出てきたのは花桜梨の使っているバイブよりも細長いタイプのものだった。

ピンク色の玉が連なったような・・・不思議な形のものだ。

 

「花桜梨、これは?」

「そ、それは・・・その・・・。・・・・・。」

 

俺が一旦バイブを引き抜いて新たに見つけたバイブを見せると、花桜梨は困ったような顔をして黙り込んでしまった。

俺は花桜梨の不審な態度でぴんと来た。この形・・・長さ・・・間違い無くアナル専用だ。初めて見ても大体の想像はつく。

・・・・よ〜し、コレで花桜梨を責めてやるか・・・・!

何故あれだけ後ろを嫌がった花桜梨の部屋にこんな代物があるのかは謎だが、俺はそれを使って花桜梨を訓練する事にした。

 

「花桜梨、うつ伏せになって。」

「えっ?」

「いいからいいから。」

「う、うん・・・・。」

 

花桜梨のお尻を上になるようにして俺は指を秘部に差し入れてぬちゃぬちゃとかき混ぜる。

ちゅぷっ・・・ぬちょぬちょ・・・!

 

「ひうっ・・・!」

「ココに愛液をしっかりと付けて・・・っと。」

ぬちょ・・・ぬりぬり・・・

 

愛液を指に絡めてから、アナルの周りに塗りたくる。愛液が潤滑油代わりになって、幾分か入りやすくなったみたいだ。

俺の意図を察した花桜梨は慌てて上体を起こすとこう言った。

 

「んッ・・・!そ、そこは・・・!ね、ねえ、そっちは二度としないってこの前・・・・!」

「そうだったっけ?・・・じゃあ、何でこんなバイブが花桜梨の部屋にあるのかな?」

「・・・・それは・・・あなたが後ろを苛めるから・・・・少しでも慣れようかなって思って・・・。」

「なら、結局お尻もオーケーって事でしょ?」

「ち、違うの・・・。試してみたけど・・・やっぱり痛くて・・・。一度試してから一度も使っていないの・・・。」

「じゃあ、今日こそ入るように二人で頑張ろうよ。」

「む、無理だよ・・・!ね、止めよう?・・・・・こっちなら・・・いくらでもあなたの好きにしてもいいから・・・。」

 

そう言うと花桜梨は、自らその部分を俺に指で広げて見せた。広げられた割れ目から愛液が流れ落ちる様子がやたらと卑猥な感じだ。

ここまで花桜梨に誘惑されたのだから、男として応えない訳にはいかない・・・ところだが、そこをぐっと堪える。

花桜梨を半ば無理矢理四つん這いにさせて、普通用(?)のバイブを一気に花桜梨の秘部に挿入した。

 

ずぶっ!ずぶぶぶぶ!

 

「あんっ!!ふああ・・・っ!」

「さあ、次はいよいよこっちの方だ。」

「だっ・・・だめぇ・・・!お願い・・許して・・・!」

「この前は無理だったけど、今回はきっとイケるよ。花桜梨、俺を信じるんだ。」

「そ、そんな事言ったって・・・!・・・んっ!はぁ・・・あああぁぁっ!!」

 

バイブを奥まで突っ込んだところで、スイッチを入れる。もちろん、最大のところにメモリを合わせた。

花桜梨はバイブの振動に耐えられず、がっくりと崩れ落ちるようにして上半身を倒してしまう。

下半身だけは俺の方に向けているが、もう言葉にもならない声をあげて悶える。

 

「ふあっ・・・!あ・・あん!だめっ!もう・・・私・・イッちゃう・・・!」

「花桜梨、イキたいんだろ?いいよ、そのままイカせてあげるよ。」

「あんっ!も・・う・・・・はぁ・・・っ!あん、あぁっ!ああん!い、イク!イクぅぅっ・・・!!」

 

花桜梨が全身を震わせて絶頂に達した・・・その瞬間!

俺はすかさず花桜梨のアナルにそっち専用のバイブを挿入した。

じゅぷっ、ずぶぶぶ・・・!

花桜梨のアナルにバイブが沈んでいく。大体、中指ぐらいの長さまで入れて、ひとまず花桜梨の様子を窺うことにした。

 

「ふあぁ・・・っ!そ、そんな・・・!」

「ほら、入った。それほど痛くなかっただろ?」

「うん・・・。でも・・なんだか変な感じ・・・・。」

 

やはり絶頂に達した瞬間に入れたのは正解だったみたいだ。愛液を塗りたくっておいたのも手伝って、案外あっさりとバイブは挿入できた。

とりあえず、まだまだ余裕があるみたいなのでバイブを奥へと沈めてみる事にする。

俺はじわじわとバイブを奥へと突き進めていった。

 

「ひっ・・・!うっ・・・あぁっ!だ、だめっ・・・痛い・・・っ!」

「我慢我慢、花桜梨ならきっと耐えられるさ。さあ、どんどん入れるよ・・・。」

「ああっ・・・!ひぐっ・・・はぁ・・・ッ!」

 

まだ絶頂に達した時の余韻が残っているのだろう。ぼーっとした目に苦痛が入り混じったような不思議な表情をしている。

しかし、明らかに快楽の声も喘ぎの中に入っているのも確かだった。

愛液の量も増えてきているし、バイブが埋め込まれた秘部は濡れてぐしょぐしょになっていた。

 

「花桜梨、お尻の方も感じているんじゃないか?全く・・・、あれだけ嫌だとか言っておいて淫乱だなぁ・・・。」

「はぁぁ・・・っ・・・、ねぇ・・・もっと・・・・苛めてぇ・・・。」

「ドコを苛めて欲しいのか言わないと分からないよ?」

「わた・・し・・・の・・・アソコと・・お尻を・・・もっと・・かき回して欲しいの・・・あなたの・・・おちんちんで・・・・・。」

「二本もバイブが入っているだろ。それで物足りないのかな?」

「うん・・・っ、物足りないのぉ・・・。バイブより・・・あなたの方が・・・いい・・から・・・。」

 

恥ずかしい台詞を途切れ途切れに言い終えてから、花桜梨はハアハアと荒い息を吐いて二つの穴を責められる快感に身を委ねた。

最初こそ痛いだけであったが、次第に痛みが快感へと変わり・・・今ではもっと刺激が欲しいくらいになっていた。

花桜梨の性格の中に、心から好きになった者に対しては割合素直と言うか・・・従順になるという所があるらしい。

更に自虐願望・・・いわばマゾの気も兼ね備えているらしく、責めるには打ってつけの性格だった。

 

「しょうがないな。じゃあ・・・お尻とアソコ、どっちに挿れて欲しい?」

「はぁ・・・アソコに・・・下さい・・・。」

「お尻には欲しくないのかな?」

「はぁ・・・っ、欲しい・・・けど・・・・今は・・・思いっきりアソコの方におちんちんが欲しいのぉ・・・。」

「じゃあ、ちょっと待ってて。」

 

ぬぷっ・・・

 

俺は花桜梨のアナルに入っているバイブはそのままで、秘部の中で動いているバイブを引き抜いた。

そして、その代わりに自分のモノをゆっくりとあてがった。

亀頭の先端がひくひくと震える花桜梨自身に触れただけで、花桜梨は「早くぅ・・・。」と、物欲しげな目で訴えてきた。

・・・まだまだ焦らしてやろう・・・。

すぐには挿れずに卑猥な割れ目を亀頭で擦る。ぬるぬるとした愛液が滑りを良くしているので、それだけでも心地良い。

アナルにはバイブが沈んだままだ。俺は、不意にバイブを持つと更に奥へと沈めてみた。

 

ずぶぶぶぶ・・・!

 

「ひっ・・・!んあぁっ!・・・はああっ、ああん・・・っ!」

「花桜梨、アナルも大分慣れてきたみたいだね。今度する時はこっちの方に挿れるよ。・・・返事は?」

「はい・・・分かりましたぁ・・・。わた・・・しの・・・お尻を・・・・苛めて下さい・・・。」

「よし、じゃあ・・・行くよ。」

 

ずぷっ、じゅぷぷっ!

 

俺は狙いを定めると、一気に腰を沈めて花桜梨の秘部にペニスを突き入れた。直後に温かく、そして締め付けるような感触がペニスに伝わる。

ぬるぬるだった花桜梨のその部分は、当然のことながらスムーズに俺自身を根元まで受け入れた。

ずぷっ、ずちゅっ、ぐぷっ、ぐちゅっ!

 

「はああぁん!いい・・・っ!大きいぃ・・・っ!」

「花桜梨、そんなに腰を振って恥ずかしくないのか?」

「・・・だって・・・あん!・・・き、気持ちいい・・・あんっ、・・・あん!・・・から・・・っ!」

 

自ら腰を振って貪欲に快感を得ようとする花桜梨に、俺は内心では少々驚きながらも嬉しかった。

前回では泣き出してしまうくらいにアナルを責められるのを嫌がったので、今回だって一か八かの賭けだった。

これで花桜梨に拒絶されたら、後ろを責めるのは諦めようと思っていたのだ。それで、多少強引になったワケだが・・・・。

・・・・花桜梨、喘ぎまくってるな・・・。それに、後ろも感じ始めているし・・・・。

 

「花桜梨、あれだけ嫌がってたくせに喘ぎまくっているじゃないか。本当に根っからの淫乱なんだなぁ。」

「はぁ・・・ん・・・、あん、あん!もっとぉ・・・!奥まで・・・っ、奥まで突いてぇっ!」

「淫乱花桜梨、返事も出来ないくらいにいいのか?」

「あん、あん・・・っ!凄い・・・っ、こんなに気持ちいいなんて・・・ああん!」

 

もう俺の言葉責めにも反応出来ないくらい、花桜梨は夢中で俺を貪っているみたいだ。

俺の腰と花桜梨のお尻が当たる音がリズム良く部屋に響き渡っている。ここが花桜梨の部屋だということなど、俺たちはすっかり忘れていた。

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

じゅぷっ、ずぷっ、じゅぶっ、ずぶっ!

 

「ふあぁ・・・・っ、ああん!・・・わ、わた・・・し・・やん!・・・も・・う・・ああん!イキそう・・・!あんっ・・・!」

「花桜梨、アナルとアソコを同時に責められる気分はどうだい?」

「あんっ!もう・・・、もう最高!あん、あんっ!最高にいいの・・・っ!あっ・・ああん!い、イクっ!イクぅぅっ!!」

 

花桜梨は絶叫すると、そのまま絶頂に達してしまった。今まで見る中で、今回のが一番淫らに喘いでいたと思う。

きゅんきゅんと股間を襲う強烈な締め付けと快感をぐっと堪えると、ひくひくと震える花桜梨の中から自分自身をゆっくりと引き抜いた。

まだ俺はイッていないので、股間のそれは花桜梨の愛液まみれになりながら元気良くそそり立っている。

 

「花桜梨、自分だけでイッたら駄目だよ。ほら、俺にもちゃんと奉仕するんだ。」

「はぁ、はぁ・・・。分かりましたぁ・・・。・・・んっ、んむっ・・・んんっ・・・。」

「そうそう、ちゃんとお口で俺をイカせるんだ。」

 

仁王立ちになって花桜梨の口元にペニスを突き出して奉仕するように言うと、彼女はすぐに俺のモノを可憐な口に咥え込むとしゃぶり始めた。

ぬろぬろと花桜梨の舌が絡みつく感触がとても気持ちいい。花桜梨の見事なまでなフェラテクは天性のものらしい。

・・・・こんなに熱心にされたら男冥利に尽きるなぁ・・・などと、俺は花桜梨に咥えられながらそんな事をぼんやりと考えていた。

その足元では花桜梨が歓喜とも見える表情でせっせと唇奉仕に励んでいる。

時折、ちらりと俺の顔を上目遣いで見上げてくる。俺の反応を確かめているみたいだ。

花桜梨の大きな胸の谷間と俺自身を夢中でしゃぶっている彼女のエロチックな表情が見下ろせてまさに絶景だった。

 

ちゅう、ちゅう・・・、ぺろっ、ぺろっ、ぴちゃぴちゃ・・・。

ちゅばっ、ちゅぱ・・・っ、ちゅうぅぅぅっ・・・。

 

花桜梨の舌使いと吸い込みが急に強烈になる。そろそろ、ラストスパート(?)に入ったらしい。

俺の射精を促すべく、花桜梨は顔を前後に動かしながら竿の根元とタマの方にも優しく指を絡めて揉んでくれる。

 

「うっ・・・!花桜梨、そろそろイキそうだ・・・。」

「はひへ・・・ふらはい・・・。あなはほ・・・へんふほまへて・・・。」

 

出して下さいと言ったのだろう。咥えたままだったのでよく分からないが、花桜梨はこのまま俺に射精される事を望んでいるみたいだ。

・・・だったら、ご希望通りにしてやらないとな・・・!

俺は堪えに堪えていた射精感を、花桜梨の口の吸い込みに合わせて解き放った。

 

「花桜梨っ!出すぞ!しっかり味わうんだ!」

「んむっ・・・んっ!」

どぴゅっ、どぴゅ、どびゅっ!・・・どくっ、どくっ、どくん・・・!

・・・・ごくん。

 

俺の放った迸りを喉で受け止めると、花桜梨は放心したような表情で精液を全て飲み干した。

花桜梨が白い喉を鳴らして精液を飲み干す姿が妙に淫美だった。全て飲み干したのを確認してから、俺は自分のモノを花桜梨の口から抜き去る。

亀頭の先端から花桜梨の唇にかかった精液の糸が卑猥だ。

 

「花桜梨、ちゃんと竿も綺麗にしなきゃ駄目だよ。」

「・・・はい・・・。」

 

まるで主人に従うメイドのようにうやうやしく返事をしてから、花桜梨は俺のペニスを再び口に含んだ。

ちゅう・・・ちゅう・・・。ぺろっ、ぺろっ・・・。

半萎えになっているペニスを唇で締め付けながら亀頭をちゅうちゅうと吸いたてる。そして、残っていた精液をも吸い出してくれた。

射精直後で亀頭が敏感になっているだけに、花桜梨の吸い込みが痛いくらいに感じられた。

そして、唾液でてらてらと光っている竿の部分も丹念に丹念に可愛らしいピンク色の舌で清めていった。

 

「はぁ・・・っ、終わりました・・・。」

「よし、お疲れ様。とても上手で気持ち良かったよ。」

「はい・・・ありがとうございますぅ・・・。あの・・・今度も・・・花桜梨を苛めて下さい・・・。」

 

恍惚とした顔でお礼を言う花桜梨の目は官能小説に出てくるような性奴隷のように淫乱であったが、どこか虚ろで・・・不思議な色を宿していた。

元々花桜梨の中に眠っていた自虐的なところ・・・つまり、マゾの資質のようなものが今回の責めで目覚めてしまったのかもしれない。

・・・・まあ、そうなったら・・・それはそれでいいかな・・・。

花桜梨の乳房をむにむにと弄るように揉みながら、俺は花桜梨のご主人様になった様な気分でこれからの事を考えてみる。

花桜梨は俺の責めを受け入れて快感を覚えるようになったが、まだまだ開発の余地はある。

・・・つまり、彼女の従順な性格を活かすも殺すも俺次第って事だ。

 

「花桜梨、まだまだヤルよ。」

「はい・・・、私を好きな様に苛めて下さい・・・。」

「じゃあ、早速そのお口で大きくしてもらおうかな。」

「はぁっ・・・・、もうこんなに・・・。・・・・・んんっ・・・。」

 

今後が楽しみになって来た俺は、もう一戦交えるべく花桜梨の口に勃起しかけてきたペニスを含ませた。

花桜梨は先ほどまでは荒い息を吐いてぐったりしていたのだが、バレーをしている分、体力はあるらしく既に準備は出来ているみたいだった。

しかし、そうでなければ困る。花桜梨への性の調教は始まったばかりなのだから・・・。

 

【第三話へ続く・・・】

次回予定

毎度どうも、どんどん調教モノにハマりつつあるATFです。次回の話は・・・純が登場する予定です。

女性の前に出ると、極度の赤面症になってしまう純を見かねた主人公は、花桜梨の調教を兼ねてある計画を立てます。

初めて見る女性(花桜梨)の裸に純は興奮と緊張の余り固まってしまいますが、主人公の後押しと花桜梨の淫らな奉仕によって・・・・!

それでは、また〜!



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